大相撲「浅香山部屋のおかみさん」の意外な前歴は? 相撲部屋にまつわる雑学クイズ

 いよいよ九州場所も佳境です。今年は、久々の日本出身横綱の誕生など、相撲が注目を集めました。今回は相撲界独自のシステムである相撲部屋にまつわる問題をお届けします。(記録は2017年10月現在・文中敬称略)

■【Q1】現役の横綱を育てた元横綱の親方は誰?

 大相撲の歴史には、同じ部屋から同時期に2人の横綱が生まれた例があります。九重部屋の千代の富士と北勝海、二子山部屋の若乃花と隆の里、同部屋の貴乃花と若乃花などです。ただし、これは極めてレアケースで、むしろ、横綱輩出歴のない部屋は珍しくありません。横綱を育てるというのは本当に難しく、現役時代に強い横綱だった親方でもしかりです。なにしろ、“昭和の大横綱”と呼ばれた大鵬、北の湖、千代の富士の3名でさえ、それを果たせなかったのです。

 一方で、通算幕内優勝4回と、自身は傑出した大横綱ではなかったものの、引退後に弟子を横綱(現役)に育てた人物がいます。それは、次の誰?
(1)大乃国(芝田山親方)
(2)旭富士(伊勢ヶ濱親方)
(3)隆の里(鳴戸親方)

■【Q2】高島部屋が閉鎖された理由は?

 相撲部屋はさまざまな事情で閉鎖されることがあります。かつては横綱2名、大関1名を生んだ名門「花籠部屋」は、1985年に12代目の親方(元横綱・輪島)が、自身の年寄名跡を担保に入れて多額の借金をするなどのスキャンダルが発覚。これがきっかけで廃業し、所属力士たちは「放駒部屋」に移籍しました。花籠部屋は90年代に一度再興されますが、こちらは経営難により10年ほどで再び閉鎖となります。

 元大関・北天佑が親方を務めていた「二十山部屋」は、2006年に親方の他界に伴い閉鎖されました。最近では、2016年の「春日山部屋」の閉鎖があります。部屋の賃貸料の滞納問題が裁判沙汰になるなどし、閉鎖処分となったのです(のちに中川部屋として再興)。

 その昔、横綱・吉葉山や、2大関を輩出した「高島部屋」という部屋もある事情で姿を消しました。さて、その事情とは?
(1)所属力士がひとりもいなくなった
(2)飲食店経営などの副業が失敗して破産した
(3)親方がタレントに転向するために廃業した

■【Q3】浅香山部屋のおかみさんの前歴は?

 相撲部屋の運営において、重要な役割を果たすのがおかみさんです。貴乃花部屋のおかみさんが元フジテレビアナウンサーなのはあまりに有名ですが、キー局の女子アナがおかみさんになった例は他に見当たりません。

 相撲部屋のおかみさんになった著名人としては、『紅白歌合戦』に7度出場した元歌手の高田みづえの存在が際立ちます。1985年に大関・若島津と結婚。夫の引退後は、松ヶ根部屋(現在は二所ノ関部屋)のおかみさんを約30年続けています。

 一方、浅香山部屋(親方は元大関・魁皇)のおかみさんは異色の経歴の持ち主です。さて、それは次のどれ?
(1)元タカラジェンヌ
(2)元バレーボールの日本代表選手
(3)元女子プロレスラー


●A答え 出題/小泉珍事郎
Q1=2【解説】第63代横綱・旭富士(伊勢ヶ濱親方)は、第70代横綱・日馬富士を育てています。なお、第59代横綱・隆の里(鳴戸親方)は、稀勢の里のもともとの師匠ですが、愛弟子が第72代横綱になる5年以上前に他界しています。
Q2=1【解説】弟子の数が極端に減り、1名ないし2名という状態が続き、最後はとうとうゼロになってしまいました。
Q3=3【解説】浅香山部屋のおかみさんは、80年代に活躍した全日本女子プロレス所属のプロレスラー、西脇充子でした。なお、彼女の同期入門にはタレントとして活躍中の北斗晶がいます。

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