中野瑠美「麻原彰晃の嫁も福田和子も同じ刑務所でした」麻美ゆまのあなたに会いたい!

 今回のお相手は、元“女囚”の中野瑠美さんです。今、小泉今日子さん主演のドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)が放送されていて、注目度が増している女囚の世界。テレビにもたびたび出演されている中野さんは、これまでに薬物の使用や密売で3回逮捕されて、通算12年間、刑務所で過ごしたそうです。そんな中野さんが執筆しているネットサイト『サイゾーウーマン』で「知られざる女子刑務所ライフ」は大人気で、私も未知なる“塀の中の世界”に興味津々!

■女子刑務所はドラマよりすごい世界

ゆま「実は私、海外ドラマの『ウェントワース女子刑務所』にハマっていまして。実際の塀の中の世界に、すごく興味があるんです」

中野「アハハ。刑務所には、個性的で濃い人間たちがいっぱいいますからね」

ゆま「印象に残っている囚人の方とかいますか?」

中野「山ほどいますけどね。一番強烈だったのは75歳の色ボケしているおばあさん。いきなり“そんなに見たいんか~”と叫んで、脱ぎだすんです」

ゆま「ええ!?」

中野「まあ、すぐさま“ウルトラ警備隊(施設の警備担当)”がやって来て、連れてかれますけどね。このおばあさんは若い女の子に対しても嫉妬がすさまじくて、罵声を浴びせてくるんです」

ゆま「きょ、強烈ですね。早くもドラマよりすごい世界を垣間見た気がします」

●福田和子は隣の房で死んでいました

中野「まあ、日本は女子刑務所が少ないこともあって、万引き犯も放火犯も殺人犯も、私のようなクスリで捕まった人間も同じ刑務所で一緒に過ごすんです。あの麻原彰晃(松本智津夫死刑囚)の嫁も、15年の逃走劇で有名な福田和子も、私と同じ刑務所でしたよ。ちなみに福田和子は私の隣の房で、朝、死んでいたんです」

ゆま「えええ!? なんか、すごい話ばかりで。そういえば、あの人は獄死でしたよね……」

中野「私たちは“呪い”で死んだと言っていましたね。逃亡中も生き地獄を味わい、塀の中に入ってきたら、すぐに死んでしまった」

●薬物にハマった大きな要因は“失恋”

ゆま「恐ろしい……ちなみにさまざまな罪状の女囚がいる中で、一番多いのはどんな罪の人たちですか?」

中野「女子刑務所は半数以上の囚人がクスリですね。私も24歳のときに初めてクスリで捕まっています」

ゆま「クスリで3回逮捕されたんですよね?」

中野「そうです。1回目は岩国(刑務所)で、2回目は和歌山(刑務所)、3回目はまた和歌山に入っています」

ゆま「中野さんは、どうして薬物にハマったんですか?」

中野「いろいろ理由はあるけど、一番大きな要因は失恋ですね。精神的に落ち込んでいるときに手を出してしまって……私は1回目の“当たり”が良かったこともあって、ズルスルと抜けられなくなったんです」

ゆま「当たりがいい?」

中野「すごく気持ち良かったんですね。お酒を飲んでも失恋のショックは消えないけど、クスリをやると“どうでもいい”という気持ちになれるんです。もちろん、それは最初だけ。そのうち、やっても幸せな気持ちなどまったく感じなくなり、クスリをやらないと体がだるい、しんどい状態になるんです……」

ゆま「怖い。絶対に手を出してはいけませんよね」

中野「はい」

■大阪でラウンジを経営し、社会復帰

ゆま「犯した罪は罪として、中野さんは現在、大阪でラウンジを経営されるなど、しっかりと社会復帰されています。そんな中野さんが今、書かれているコラム『知られざる女子刑務所ライフ』は、本当に興味深い内容ばかり。囚人の方は、お菓子を食べたくて仕方ないんですね?」

中野「そうなんです! 特に女性は甘い物が好きですからね。とはいえ、女子刑務所でお菓子が出るのは年に数回だけ。その日のために日々、お務めを頑張っている感じです(笑)」

ゆま「お菓子が自由に食べられないなんて絶対無理」

中野「甘い物に限らず、(刑務所の)中にいると食べることぐらいしか楽しみがないんです。だから一番人気があるのは食事のメニュー表。それをみんな、穴が開くほど毎日眺めて“明日は、ついにコッペパンだ!”とか騒いでいるんです。パンの日はジャムなどの甘い物がつくので(笑)」

ゆま「学校の給食の献立みたいですね! 私も、献立を見るのが大好きでした」

中野「そう。給食の栄養失調版みたいな食事メニューなんですけどね(笑)」

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