『陸王』小籔千豊の“顔芸”が本格化!? 「すごみを増してる」と絶賛の嵐の画像
『陸王』小籔千豊の“顔芸”が本格化!? 「すごみを増してる」と絶賛の嵐の画像

 11月19日に放送された第5話は平均視聴率16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。池井戸潤氏原作によるドラマ『陸王』(TBS系)が絶好調だ。

 役所広司(61)演じる老舗足袋製造会社“こはぜ屋”の宮沢社長を中心に、画期的なランニングシューズ“陸王”の開発に挑む同ドラマ。こはぜ屋だけでなく、竹内涼真(24)演じる企業ランナーの茂木の奮闘も視聴者に大きな感動を与えているが、敵役として登場するキャスト陣の演技も話題に。中でもライバルシューズメーカーであるアトランティス社の佐山を演じる小籔千豊(44)のイヤミな“顔芸”が「すごみを増してきた」と注目を集めている。

 第5話では時間を90分に拡大して、“陸王”の資金につながる新作足袋“足軽大将”が大ヒットする過程や、ニューイヤー駅伝を前にトレーニングに励む茂木の姿などが描かれた。

 そんな茂木に不気味な笑顔で近づいたのが、かつて茂木のスポンサー契約を一方的に断ち切ったことのある佐山。完成された“陸王”を気に入っていた茂木だったが、佐山はこはぜ屋の“経営難”を理由に、ニューイヤー駅伝本番ではアトランティス社の新作シューズ“R2”をはくように言い聞かせた。

 こはぜ屋とアトランティス社のどちらを選ぶか、茂木に判断が委ねられたが、ニューイヤー駅伝会場で茂木は、はいていた“R2”を脱ぎ、“陸王”に足を通し直すことに。土壇場で茂木が“陸王”の使用を決めたことで佐山は茂木に食ってかかったが、宮沢社長に「これ以上、うちのサポート選手の邪魔をするのはやめていただきたい!」と注意を受ける。佐山は宮沢をにらみつけ、悔しそうに唇を結んだまま場を離れ、最後までいかめしい表情を見せ続けた。

 第5話では、この佐山の表情が印象に残ったという視聴者が多かった様子。「佐山、靴に納豆入れたいくらいムカつく!」「小籔の顔がヤバすぎるな」「憎たらしさがどんどんすごみを増してきてる」「役だと分かっていても小籔さんにイラっとしてしまう。それくらい顔芸がすごい」「完全に悪役。拍手ものの演技だと思う」と、SNSを中心に絶賛の嵐だ。

「同じ池井戸潤氏の原作TBSドラマ『半沢直樹』では片岡愛之助(45)や手塚とおる(55)が、『下町ロケット』では木下ほうか(53)や小泉孝太郎(39)が、それぞれ敵役を演じ、憎たらしい演技で絶賛を集めました。敵役として活躍し、池井戸ドラマをきっかけにその後の仕事が増えた俳優も珍しくありません。小籔も見事にハマっていますし、今後需要が増えそうです」(テレビ誌ライター)

 11月26日放送の第6話では、いよいよニューイヤー駅伝が開始。茂木とこはぜ屋の前に、佐山たちアトランティス社がどう立ちはだかるか、楽しみにしている視聴者も少なくなさそうだ。

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