巨人&阪神の「知られざる内情」を番記者がブチまける!

 2位躍進とBクラス転落。明暗分かれた2つの伝統球団を間近で見守る男たちが、知られざる内情を明かす!

■最終的に貯金4まで盛り返した巨人

A(スポーツ紙デスク) 今回、セ・リーグの2つの老舗球団、巨人と阪神の2017年を振り返るんだけど、まずは巨人からいこうか。

B(巨人番記者) なんといっても交流戦前半の13連敗が痛かった。今年は、優勝なんて、恥ずかしくて口にできませんでしたよ。

C(阪神番記者) でも、最終的には貯金4。よく盛り返したんじゃないですか。

A マギーをセカンドに定着させたことで、サードで村田修一も使えるようになったのが大きかったね。

B いや。マギーのセカンドは、いいことばかりじゃなかったですよ。当然ゲッツーを取れるだろうという場面を潰したり、守備範囲が狭いからエラーと認定されないエラーが多かったり。ファーストの阿部慎之助も足が悪いから、一塁線を抜かれる長打を嫌がって一塁に張りつく。だから、巨人は一二塁間がガラ空き。

C ああ、それを早々に見抜いて、突いたのが広島だったと聞きました。

B そう。さすがだよね。で、投手陣の総意として、「マギーのセカンドは勘弁してくれ」と首脳陣に話がいったんです。

C でも、マギーは打ちましたよね(打率はセ・リーグ2位の.315)?

B そう。だから当然残留で、来季は元のサードに戻ることになったんです。

■村田修一に戦力外通告、杉内俊哉には育成契約の報道も

A ああ、そのアオリを食ったのが村田か。年も36歳、代打要員に億単位の金を払うわけにはいかないので、お払い箱というわけか。

B そういえば、今話題なのが6月にGMになった鹿取さんが、選手のクビを切りまくっていること。村田に戦力外を通告したのも彼だけど、内部からは「まるで落合(博満)」と揶揄する声も出てきていますね。まあ、鹿取GMも“指令”を受けての行動でしょうが。

A 10月の初めに「来季は育成契約か」という記事が出た杉内俊哉も、激怒しているとか。

B ですね。「だったら辞めてやる!」と。15年には5億円だった彼の年俸も、今や5000万円。いまだ長期リハビリ中で、来季はさらに減額されるのは間違いないんだから……。

A  通算142勝もしている大投手に育成契約とか言って、プライドを傷つけちゃいけないってことだろ?

■ドラフト会議でも問題が…

B その通りです。でも、GMだけの問題じゃない。巨人は編成とスカウトに問題がありすぎる。

A 巨人は昨年のドラフトのときに、外れ1位で京田陽太(中日)が獲れるチャンスがあったのに吉川尚輝を獲っただろ。京田より吉川を上だと判断してる時点で、見る目ゼロ。

C 京田は今季、中日のスタメンショートを張って、新人王。吉川は……2軍で何してたんですかね。

A 今年のドラフトも、清宮逃しは仕方ないとして、2位と3位に社会人捕手を指名した。相川亮二と實松一成、2人の捕手を切ったから捕手の数が欲しいのは分かるけど、ドラフトの定石では社会人捕手を一人獲ったらもう一人は高校生。でないと将来を見据えたチーム作りができない。

■外国人枠はどうなるのか!?

C 老川祥一オーナーが、ゲレーロ(中日)やバレンティン(ヤクルト)らを調査して、「獲れ獲れ大号令」を発したって話ですが、また失敗しそうですね(笑)。

B 外国人枠の問題で、どうやら、抑えのカミネロを切って、今季35本で本塁打王になったゲレーロを獲ろうとしているようですが、聞くと、ゲレーロの評判は悪いんですよね。

A 最悪みたいね。中日も残留オファーを出したけど、本気で止める気はなさそう。

B 中日の前に所属していたドジャースなんて、契約は今年まで残っていたけど、ゲレーロの問題児ぶりが限界に達して、“残りの金は払うから出て行ってほしい”という感じだったそうですよ。今年、中日は彼に1億5000万円払ってるけど、ドジャースからも3億円以上払われていたんですよね。

C かといって、バレンティンもダメそうだけど(笑)。

A カミネロを切ったあと、本人が希望してるマイコラスのメジャー行きが決まったら、どうするんだろうね。

B セットアッパーのマシソンにも、メジャー行きの可能性があるみたい。

A マイコラス、カミネロ、マシソンがいなくなったら、ゲレーロが来ても200%、Bクラスだろうね。

■高橋由伸監督も評判が良くない

C 高橋由伸監督も評判が悪いですね。完全に他チームからバカにされてて、阪神の球団幹部の一人も「由伸が監督でいる今がチャンス」なんて言ってますよ。

A そういえば、先日の読売本社へのシーズン報告会のあと、由伸は夕刊フジの記者にキレて、「どうやったら勝てるか紙面に書いてくれたら、ありがたい」と言い放ったみたいね。

C 完全に逆ギレ(笑)。

●村田真一や吉村禎章、コーチ陣にも不安

A あと、巨人はコーチもダメ。各方面から能力不足の烙印を押されている村田真一が来季もヘッドじゃ、今の低迷を抜け出せないよ。

B でも、今のコーチ陣の中で選手に厳しいことが言えるのは村田だけ。あんまりうるさく言うから、某選手なんて、「焼肉屋に行っても“カルビ”だけは食べたくない」なんて言ってる。カルビは村田コーチのニックネームです。

C (笑)。吉村禎章新打撃総合コーチはどうですか。女性問題がありましたよね。

A 07年、当時の原監督が吉村を自分の後継者にしようと考え、「身辺をキレイにしておけよ」とアドバイスした。それで、彼は当時つき合っていた愛人に手切れ金300万円を渡そうとし、それに怒った女性が週刊誌に持ち込んだことで、スキャンダルになった。だが、10年に再び、結局まだ続いていた同じ女性とトラブルに。そうした、だらしなさすぎる下半身問題で、数年間干されていたね。

B 一応、禊が済んだということですかね。監督には絶対なれないでしょうけど。

●次期監督は松井秀喜、と言いたいが…

C 巨人はヤバいじゃないですか。来年もBクラスなら、契約が切れる由伸監督はさすがに辞めるでしょう。次は誰がやるんですか!?

B 松井秀喜! と言いたいところだけど、まず無理だねえ。メジャー時代、彼の専属広報をやってた報知新聞の元記者・広岡勲さん(読売巨人軍球団代表付アドバイザー)も、今じゃサジを投げてる感じだから。

C となると。

B 一番有力なのは、やっぱり斎藤雅樹かな。あまりに地味ですが……。

■山口俊の泥酔事件と澤村拓一の針治療失敗騒動

A 次期監督は、集客にも響く大きな問題だけど、大問題と言えば、山口俊の泥酔大暴れ事件と澤村拓一の針治療失敗騒動もあった。

B 山口は本当にバカ。でも、巨人は山口が、あんな選手だっていう調査もできてなかったってことですよ。

C 澤村の一件は、どうなったんですか?

B 春のキャンプでトレーナーが、短い針を打つところを長い針を打ってしまったとか。それで9月、球団が正式に澤村に謝罪したんだけど、ここにきて“針治療以外の可能性もある”という話も持ち上がってきた。

A もともと、「あいつはイップスだ」という球団関係者もいたからね。

B 勝手に筋トレしまくるし、夜の六本木での暴行疑惑など素行も悪い。巨人の内部では、彼に同情する人はいないですよ。

■大谷翔平と並び“日本球界を背負う”と言われた藤浪晋太郎

A そろそろ阪神に話題を移そうか。イップスつながりで藤浪晋太郎の話から入ろう。今季は、一軍登板11試合で3勝5敗。大谷翔平(日本ハム)と並んで、“日本球界の未来を背負う”と言われた右腕としては、寂しい限りだね。

B イップス説もあります。

A 彼は精神的な問題が大きいと思うなあ。昨季、KOされた試合で161球投げさせられたこともあったけど、金本知憲監督に対して、ビビッてるのかも。

●女子アナ熱愛に、中条あやみとの合コンも…

C でも、藤浪自身も悪い。大谷と比べると、明らかに自己管理できていない。

B とは?

C 阪神の高卒入団選手は、5年間は選手寮で生活するのが決まりですが、彼は実績を認められ、特例で丸4年で退寮。今年初めから一人暮らしを始めたんです。

B 早く出て、遊びたかったんだろうね。彼、女好きって聞くから。16年にも、朝日放送のヒロド歩美アナとの熱愛話があったし。

C ミーハーなんですよ。今年も若手女優の中条あやみと、どうにか合コンをしようと画策していたらしい。でも、そんなことより首脳陣がどうしても許せないことが5月末にあった。甲子園でのDeNA3連戦の初戦、先発の藤浪がミーティングに来なかったんです。

●お説教されて大号泣

A 理由は?

C 忘れていた、と。3連戦の頭は必ずミーティングがあるのが決まり。忘れるなんてありえないけど、そのとき首脳陣は、「結果を出せば不問にする」と、彼を送り出したんです。結果、5回KO。試合後、怒り心頭のコーチ陣は藤浪を取り囲んで、いかに、お前がチームにとってマイナスになっているか、と延々と説教したらしいんです。

A それは仕方ないな。で、藤浪は逆ギレしたの?

C いや、その逆。彼、大号泣してしまったそうです……。以来、フロントが藤浪の私生活を管理する、ということになったそうで。

B 大谷がメジャー行きの準備を着々と進める一方で、なんともレベルの低い話だ。

A いずれにしても、藤浪と金本監督とは合わないような気がするなあ。監督が変わらない限り、復活はないんじゃないかな。

■金本知憲体制は盤石

B だけど、今季リーグ2位になったことで、“超変革”を掲げる金本体制は盤石。監督交代なんて当分、ありえないでしょう。

A 客入りも半端なかったし、中谷将大、ドラ1の大山悠輔と若手も伸びている。阪神球団としては、金本様々だろうね。

C でも、若手がみんな伸びてるわけじゃないですよ。昨年の新人王の高山俊、ショートのレギュラー候補だった北條史也、将来のクリーンアップ候補・原口文仁は、いずれも昨季より成績を大きく落としています。

B 金本監督は“教えたがり”だっていうね。

C そうなんです。急に来て、「スイングスピードを上げろ! こう打て!」って言い放つそうで、混乱してる若手もけっこういますよ。あと、問題なのが守備位置の“超変革”。1年目の大山なんて、ファースト、セカンド、サード、レフトを守り、来年はショートもありえるとか。

A FA権を行使して、オリックス行きが濃厚といわれている大和も、超変革に巻き込まれたくないのかも。

B そういう意味では、ショートのポジションを剥奪されたけど、サードでゴールデングラブ賞を獲った鳥谷敬は、金本監督を見返した形ですね。

C  まさに、その通り。鳥谷は、今シーズン初め、「俺よりうまいショート、どこにおる!?」って憤っていたそうですから。彼の阪神入団時、教育係は金本監督だったんです。ですが、今は深い溝がありますね。

●掛布雅之前二軍監督がラジオで本音

A 金本監督との溝で言うと、掛布雅之前二軍監督に触れないと。

C 掛布さん、退任後に出たラジオで本音をブチまけてましたね。「(球団は退任理由を)世代交代というけど、そもそも2年前に二軍監督としての就任要請を受けた時点で、僕は60歳。60ならよくて、62はダメというのは筋が通らない」と。あと、金本監督のスパルタ主義と自身の自主性を重んじるやり方が合わなくなっていったというニュアンスを全面に出していました。

A まあ掛布は無念だろうね。でも、球団は掛布を切って、金本監督がよりやりやすくなる体制を作った。すでに新たに3年契約を提示してるというし、金本独裁はいよいよ強固になるね。

C ですが、矢野ヘッドコーチを掛布さんの後の二軍監督に据えたのは、次の監督就任への準備だといいます。金本監督がまったく結果を残せなければ、契約期間中でも更迭、矢野新監督誕生という可能性は十分にありうる。監督3年目の来季は、金本さんにとって重要な一年です。

B 由伸監督も金本監督も、来年こそが勝負ですね。

A ますます注目だな。

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