『精霊の守り人』、思わぬ低視聴率に嘆き続出「めちゃくちゃ面白いのに」の画像
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 11月25日にスタートした、綾瀬はるか(32)主演のNHK大河ファンタジー『精霊の守り人~最終章~』が平均視聴率6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低調。厳しい滑り出しとなったことで、ネット上では「最初で最期の大河ファンタジー」と嘆きの声が上がっている。

 同作はNHK放送90年を記念して作られた同局初の大河ファンタジードラマ。昨年3月からのシリーズもので、今年1月に第2シーズンを放送。女用心棒のバルサ(綾瀬)が、チャグム王子(板垣瑞生/17)を王宮からの刺客や異界の魔物から守る姿を描いている。今シリーズでは、バルサの故郷であるカンバル王国の陰謀を暴いたり、チャグムの王国が危機に直面したりと、最終章らしい盛り上がりが繰り広げられていく。

 シリーズすべてに激しいアクションシーンが盛り込まれており、綾瀬のアクションが話題に。また東出昌大(29)、藤原竜也(35)、木村文乃(30)ら豪華俳優陣のキャスティングも第1シーズンから注目を集めた。

 児童文学のノーベル賞ともいわれる“国際アンデルセン賞”作家である上橋菜穂子氏の小説を原作にしたNHK期待のドラマだが、数字は思うように伸びず。2016年3月に放送された第1部第1話は平均視聴率11.7%。しかしそこを最高値に、第2部は8.2%からスタートし、最終話は6.0%で終了。最終章となる今作初回は6.0%と苦しいスタートとなった。

「3年にわたって全22話を放送するという長期の企画ですが、ついてこれずに振り落とされてしまった視聴者が多いようです。第2部では高良健吾(30)、ディーン・フジオカ(37)、鈴木亮平(34)らが新登場し、最終章では鹿賀丈史(67)や武田鉄矢(68)ら実力派が参加。多額の資金が投入されているだけに、再びこの規模の作品を作ることができるかどうかは、視聴率を見ると厳しいところでしょう。SNSでは嘆くファンのつぶやきも多数ありました」(テレビ誌ライター)

 視聴者も、最終章の視聴率には落胆。ネット上では「これが最初で最期の大河ファンタジーになっちゃいそう」「視聴率これだけ低いと、大河ファンタジー次はないな」「上橋さんの原作ドラマをもっと作ってほしいけど難しいのかね」「めちゃくちゃ面白いのになんでこんな低いんだ、マジでもっとみんな見たほうがいい!」といったコメントが見られた。

 NHKの記念作品が低空飛行のまま終わるのか、数字の向上に期待する視聴者は少なくないようだ。

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