林修先生が指摘した「ネット検索の危険性」に大きな反響の画像
林修先生が指摘した「ネット検索の危険性」に大きな反響の画像

 11月26日放送の『林先生が驚く 初耳学!』(TBS系)で、予備校講師の林修先生(52)が「ネット検索」に関する問題点を指摘した。

 この日、林先生は「ネット検索ばかりしているとバカになる」というテーマを提唱。筑波大学大学院の逸村裕教授の実験によると、「読書をしない学生の論文はほとんどがコピペ」で、逆に1日2時間以上読書をする学生は「論文になっているものが非常に多かった」「中身に決定的な差が出た」という。

 さらに林先生は、ネット検索ばかりしていると、自分の都合で情報を取捨選択する危険性があると指摘。適当に集めてきた情報を、感覚的につなぐことに慣れてしまうと、論理的な思考ができなくなるという持論を語った。これを受け、ゲスト出演していたモデルのアンミカ(45)から「どうすれば(論理的思考は)身につくのですか?」と質問されると、林先生は「まず本を読むこと」と即答した。

 林先生が語ったネット検索の危険性には、多くの視聴者が納得したようだ。ネットには「ネットの知識だけで物事を語るやつの薄さはやばい」「確かにネットだけじゃなくて、いろいろな媒体で知識を得たほうがいいよな」「文章は思想を文字にすることだから、コピペは良くない」といった感想が寄せられていた。

「同番組で、林先生は“ながらスマホは、子どもをダメにする”とも提言しています。子どもの学力を伸ばすためには、親が子どもの話をしっかり聞くことが大切で、“ながらスマホ”はその弊害になるという内容でしたね」(テレビ誌ライター)――たとえ便利なツールであっても、頼りすぎは禁物。

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