2018年民放カレンダー「女子アナ勢力図」センター争いの行方は!?の画像
2018年民放カレンダー「女子アナ勢力図」センター争いの行方は!?の画像

 今年も、各局の2018年度女子アナカレンダーが出そろった。“たかがカレンダー”と思うなかれ、表紙の配置が、各局の“推しアナ”を示しており、ここでその年の女子アナの行く末が決まると言っても過言ではないのだ。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が解説する。「そもそもカレンダーの歴史は、セントフォースが若い女子アナをプッシュする目的で作られ、後を追うようにフジやTBSが、アイドルアナを起用して本格的に売り始めたのが走りとされています。ですから、最も目立つ“センター”は当然、その局の“推し”です」

■TBSは江藤愛アナ、宇内梨沙アナ、宇垣美里アナがセンターに

 まず、TBSから見ていこう。センターを陣取るのは、江藤愛(32)、宇内梨沙(26)、宇垣美里(26)の各アナ三人。「朝(『あさチャン』)の宇垣、昼(『ひるおび!』)の江藤、夜(『NEWS23』)の宇内、という看板番組のメインを集めた好バランス」(前同)だと言うが、中でも江藤のセンター起用に注目したい。

「普通は30歳以上のベテランは器用されませんよ。でも、江藤は年を重ねるごとに出演番組も増える、“女子アナ30歳定年説”を逆行する人物。カレンダーのセンター選出にも、とにかく性格が良く、スタッフに好かれているという背景が見えますね」(同) センターを取られた同局アナたちも、思わず納得しちゃうかも?

■フジテレビ真のエースは宮澤智アナ? 宮司愛海アナ?

 フジテレビは宮澤智アナ(27)がセンターに抜擢されているものの、あまり目立たない印象に……。「宮澤は確かにセンターにはいますが、もっと目立つ場所に宮司愛海アナ(26)がいる。真のセンター、かつ局のエースは彼女じゃないかな……。ただ、東京五輪へ向けてスポーツ関連番組が徐々に増えていくでしょうから、それを見越して、“スポーツの宮澤”の顔を売るための、センターポジションかもしれません」(同)

●期待の新人・久慈暁子アナは、人気の永島優美アナの対向

 五輪に向けて、センターに見合う仕事ぶりを期待したい。ちなみに、“期待の新人”久慈暁子アナ(23)は、人気アナの永島優美アナ(26)の対向の配置であることが「期待の現れ」(同)だと分析する。

■テレビ朝日は久冨慶子アナと小川彩佳アナ

 テレビ朝日は、壁かけと卓上の2種類を作成。壁掛けのセンターは、“ポスト竹内由恵”といわれている久冨慶子アナ(29)が、卓上は『報道ステーション』の小川彩佳アナ(32)がセンターに。「テレ朝は冒険しないことに定評があります。小川は“局の看板アナ”として、久富は“次期エース”として順当な配置でしょう」(同)

●不倫騒動の田中萌アナがいない…

 そんな中、よく見てみると、あることに気づく。昨年度のカレンダーで、ひときわ目立っていた田中萌アナ(26)の姿が、こつ然と消えているのである。「入社3年目の若手がカレンダー起用されないなんて、聞いたことがないですよ。それで外されるんだから、もう出ないということでしょうね」(同)

 原因は当然、昨年末の不倫騒動にあるだろう。だが、“たかがカレンダー”で起用すらしない慎重な姿勢なのには、理由があるというのだ。「カレンダーは実は、女子アナファンのために作っているのではありません。毎年、営業がカレンダーを持ってスポンサーへ挨拶回りするためにあるんです。ということは、“不倫アナ”を出せるはずがないんですよ」(キー局関係者)

 確かに一般企業でも、カレンダーは営業の一環を担っている。たかがカレンダー、されどカレンダー。そこには、さまざまな各局の思惑が入り乱れていたのだ。

 ところで、オリンピックに向けて、厳しい女子アナ戦線を勝ち抜くのは、いったい誰なのか?

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