11月30日に放送された『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)での、オードリーの春日俊彰(38)へのドッキリ企画が物議を醸している。
この日の番組では「もしも後輩が連れてきた女性が超大食いだったら先輩はおごるのか」という企画で、銀座の高級寿司店での春日の様子を隠し撮りした。
春日とつきあいが深い後輩芸人の初恋タロー(34)が仕掛け人となり、大食いで有名な2人の女性を紹介。2人は勢いよく寿司を平らげ、初恋に勧められたこともあり、さらにお代わりを要求する。この時点では春日も焦った様子を見せることなく、余裕の表情を浮かべていた。しかし、計10人前を注文され、目の前に高級寿司100貫が並ぶと、春日に動揺の色が。
女性たちが席を立った際には、「全部は無理でしょ」と本音をもらす場面もあり、初恋が無責任にお代わりを勧めることにいらだっていたよう。最終的に2人の女性は合わせて290貫の寿司を完食し、お会計は10万1500円に上った。
いよいよ支払いのときがくると、春日はコンビニで現金を下ろすといって席を外す。なかなか戻らない春日を待っていると、店員が「春日さんから」と何かを差し出してきた。支払いをすませてくれていたのかと思いきや、なんと自分のコース代6000円のみ支払って出て行ったという。
その後、初恋が連絡を取ろうとしてもつながらず、マネージャーに連絡をとってもらうと、帰宅のため、すでに電車に乗っていたのだった。
この春日の行動にネット上では「最低すぎだろ」「さすがに引く……金持ってるくせに」「ケチなのは知ってたけどこれはどうよ?」と批判が続出。しかし一方で、企画自体がおかしいという意見もあり、「これは番組が悪いでしょ! いきなり10万円は春日がかわいそう」「ふつうに考えて初対面の人に10万円払わなくないか?」「これで春日が悪いみたいな番組の作りのほうがおかしいでしょ」と春日を擁護する声も多数上がっていた。
『モニタリング』は、過去にも一般の人を巻き込む企画や、俳優の菅田将暉(24)が出演したドッキリの演出に対して、ネットでは「ありえない」「やりすぎ」といった意見が出ていた。番組へ否定的な見方をする視聴者もいるようだ。
「春日はいまだに家賃3万9000円の家に居住。今回も番組の企画だと告げられ、戻ってきた春日は“10万1500円は払えない”と発言していましたね。現在10本のレギュラーを持つ売れっ子の春日ですが、庶民的な金銭感覚に好感を持つ人も少なくないようです」(芸能誌ライター)
ドケチというよりは倹約家というほうが春日には合っているかもしれない。