冬の肩こり&腰痛「カンタン解消法」ツライ痛みをノックアウト!

 国民病とおさらばするには、行動あるのみ! ほんの少しの日常の工夫で、明るい人生が待っている。さあトライ!

■桐谷美玲や出川哲朗、和田アキ子も悩む国民病

 桐谷美玲、和田アキ子、出川哲朗、YOSHIKI、鈴木奈々……多くの芸能人もつらさを訴え、もはや国民病と言える「肩こり&腰痛」。冬が訪れ、寒さも厳しさを増すと、痛みもいや増すが、辛苦にあえいではいられない。「カンタン解消法」を本誌読者に伝授!

「第一に“体の芯を温める”ことです」と言うのは、漢方医学に詳しい薬学博士の田村哲彦氏(タムラ薬局店主)。冷たい水を口に含めば虫歯が痛むのと同様、寒さは「肩こり&腰痛」を悪化させる。血行が改善されれば、肩こりや腰痛に悩まされないというわけだ。

■足首と首の後ろを冷えから守る

 しかし、“運動すれば良いというのは分かっているんだけど……”というモノグサな人でもできる、耳より情報がコチラ。「漢方医学でも、腰痛は足の寒さから、肩こりは首の寒さから来るといわれます。特に“足首”と“首の後ろ”を冷えから守るのが、まず第一です」(前同)

 よく言われることだが、マフラーをする、短いソックスではなく、厚手で足首をすっぽり覆う靴下をはく。これをまず実行するだけで、症状は大きく違ってくる。

●肩甲骨に挟まれた背部に使い捨てカイロや温かいシャワー

 さらに、「ポイントは肩甲骨に挟まれた背部。ここには、寒さや風邪を防ぐツボが多く集まっています。ここに使い捨てカイロを貼ると、寒さがしのげて肩こりも楽になります。また、風呂に入ったとき、温かいシャワーをここにかけると、その刺激で体が芯から温まり、湯冷めもしにくくなります」(同)

 まず押さえるべきは“肩甲骨付近”だというが、もっとラクな解消法はないものか。田村氏が続ける。

■食べ物も体を温めるものを!

「食べ物も、体を冷やさない、温めるものをとるべきです」 口にする物の選び方で、「肩こり&腰痛」にもズバリ効く、というわけだ。たとえば、落語の『池田の猪買い』では「イノシシ肉がごっつう体を温める」と言うが、漢方医学では羊肉(マトン)が一番とされる。「中国の寒冷地では羊肉のしゃぶしゃぶが冬の風物詩になっているぐらいです。北海道で羊肉のジンギスカンが定着したのも、寒さ対策が大きかったのだと思います」(田村博士)

●魚でいえばサケ、野菜はニラ

 魚でいえばサケ。これが体を温めるが、反対に体を冷やすのはブリ。「基本的に、北に棲息する動植物や冬に取れる食材が体を温めるとされています」(前同)

 ショウガや唐辛子は体を温める食材として有名だが、もっとすごい食材がある。「ユリ科ネギ属のニラ、ニンニク、玉ねぎなど、硫黄を含んだ食べ物は体を温める働きが非常に強いとされています。特に、ニラは冷え性の人が毎日でも食べてもらいたい野菜です」(同)

 逆に体を冷やすのは、トマト、レタス、キャベツ、キュウリなど、サラダの材料になる野菜。意外なところでは、大根も体を冷やす。「大根はおろしにしたり、千切りでサラダで食べたりすると体を冷やすのですが、一方で、切り干し大根にしたり、おでんで煮込むと体を温めます。体を冷やす野菜の代表であるトマトも、シチューなどにすると体を温めるように働きます。冬はサラダではなく、温野菜で食べることが大切です。“コタツの友”ミカンも体を冷やす果物ですが、これもストーブに置き、“炙りミカン”にすると体を温めるように働きます」(同)

 体を温める食材を心がけ、冷やす食材は煮る、焼くなどする。まずはコレだ。

■筋肉の緊張を和らげるエクササイズ

 加えて、全身の筋肉の緊張を和らげる「エクササイズ」も見逃せない。万年「肩こり&腰痛」に悩む本誌記者も「これは効いた」と驚いたのが、『フィットセラ整脳整体神田店』の矢野宏一院長が教えてくれたカンタン体操。

●肩こりの体操を10秒間

 まず、肩こりの体操は、椅子に腰掛け、両手を体の真横に、肩の高さまで真っすぐ伸ばす。十字架に磔のような体勢だが、このまま、左の手のひらを、親指が上に半円を描くような形で後方に回転させ、右の手のひらを、下に半円を描くような形で、後方に回転させる。同様に逆サイド、左手で下に半円を描くように回転させ、右手で上に半円を描くように回転させると、どちらかに鈍い痛みがあるはず。このとき、その体勢のまま、やりにくかったほうに顔を向け、10秒間、手の先を見つめる。

「10秒間でもやれば、スッと手の重みが軽くなっているはずです。これは、肩周辺の筋膜の緊張が軽くなったためです」(矢野院長)

●腰痛の予防改善は!?

 次は腰痛解消。ベッドに座り、右足のかかとを左足の膝の脇につけて、右足のみを横に倒して開脚。その状態で、上半身を左のほうにグ~ッと伸ばす。同様に反対側もやる。

「これも、どちらかが痛かったり、やりづらかったりするはずです。そこで、やりやすかったほうの足をもう一度ベッドの上に乗せ、今度は足を開かず、上半身を置いた足とは反対側に傾けて手をつき、10秒数えます。このエクササイズで腰周辺の筋膜のバランスが良くなり、腰痛の予防改善になります」(矢野院長)

 これにて一件落着。この予防策を実行して、健やかな冬を送りましょう!

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