『M-1グランプリ2017』、審査員の辛口コメントに「めっちゃ共感」の画像
『M-1グランプリ2017』、審査員の辛口コメントに「めっちゃ共感」の画像

 12月3日、漫才コンビの頂点を決める『M-1グランプリ2017』(テレビ朝日系)が放送された。今回の大会は、審査員たちの辛口コメントが反響を呼んだようだ。

 この日のトップバッターで登場した、ゆにばーすは、7人中4人の審査員が90点以上の高得点をつけ、合計626点を獲得。審査員の博多大吉(46)は「トップでつけられる最高がたぶん92点だと思うので、つけさせていただきました」と絶賛した。

 しかし、松本人志(54)は「こんなん言うていいのかな」と前置きしてから、「面白かったんですよ。でもお客さんの反応が良すぎるのか、まだよく分かんない部分がある」と発言。トップバッターだけに、厳しめの採点になってしまったことを明かした。

 そして5組目に登場した、かまいたちの漫才は、640点と高得点を獲得。審査員の春風亭小朝(62)は、90点と比較的高めの得点をつけながらも「勝ち切るネタではなかった」とバッサリ。これにはかまいたちの山内健司(36)も、思わず「厳しっ……」と漏らしていた。

 さらに6組目のマヂカルラブリーの漫才は、審査員全員が80点台をつけ、607点で最下位に。MCの今田耕司(51)からコメントを求められた審査員の上沼恵美子(62)は、「ごめん、聞かないで」とコメント。今田がなんとかお願いすると、上沼は「好感度を上げようと思えば、審査員も高得点をあげられる」「でも、みんな本気で挑んでるんで、私も本気で挑んでます」と厳しい採点をつけた理由を語った。

 この上沼の発言に対し、マヂカルラブリーの2人は「(自分たちも)本気で挑んでるから!」と反論。しかし、これに上沼は「本気でやってるっちゅうてんねん、こっちも!」と激怒し、「好みじゃない」「よう決勝残ったな、思って」と、次々と厳しい意見をぶつけた。

 そんな審査員の厳しい反応が目立った今回の『M-1』だったが、そのコメントに共感する視聴者は多かったようだ。ネットには「辛口のコメントが多くて笑ったけど、ホントその通りだと思ったよ」「上沼さんめっちゃ怖かったけどカッコいい」「松本の客の反応が良すぎるに、めっちゃ共感」「審査員が辛口ってみんな言ってるけど、全然普通でしょ」と、審査員の姿勢を評価するコメントが多く上がっていた。

「番組終了後、松本人志は“M-1は素晴らしい大会です。こんな素敵な大会がオレ等の頃にもあったらなぁ~。少し羨ましいです”と自身のツイッターでつぶやいています。当たり障りのない審査で終わる大会よりは、はるかに出場者のためになったのではないでしょうか」(お笑いライター)――悔しさをバネに、来年も挑戦してほしい!

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