浅田真央、宮里藍、木村沙織…「美女アスリート」引退後の現在の画像
浅田真央、宮里藍、木村沙織…「美女アスリート」引退後の現在の画像

 美しく咲き誇った花も、やがて散るのが世の理(ことわり)。どれほど優れた女性アスリートにも、現役を引退する日は必ず訪れる。多くの栄光と挫折を経験した彼女たちはその時、何を思い、どう決断したのか――。銀盤の女王・浅田真央からテニス界のレジェンド・伊達公子、エレガンス女王と呼ばれた体操の田中理恵まで、スポーツファンを魅了した美女アスリートの過去と現在を探る。

■浅田真央はオリンピック金メダル獲得ならずも…

〈突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました〉――。4月10日22時51分、自身のブログで現役引退を表明した浅田真央(27)。五輪の金メダルにだけは縁がなかった彼女だが、世界選手権優勝3回、GPファイナル優勝4回は“銀盤の女王”の名にふさわしい不滅の金字塔である。

 そんな彼女のスケート人生の集大成となったのが、14年のソチ五輪。10年のバンクーバー五輪ではキム・ヨナ(韓国)に金メダルを阻まれ、雪辱を誓って臨んだソチだったが、浅田はショートプログラムでミスを連発し、まさかの16位発進。演技後も「何が起きたのか分からない」と放心状態だった。さすがの浅田も心が折れたか、誰もがそう思ったに違いない。だが、翌日のフリースケーティングの彼女の演技は圧巻だった。「冒頭のトリプルアクセルを成功させた浅田は、6種類の3回転ジャンプを計8回跳ぶという女子フィギュア史上初の快挙を達成。フリーの自己ベストを更新し、順位を6位まで上げた」(スポーツ紙デスク)

 目に涙を浮かべながら天を仰いだ彼女の顔に、徐々に満足げな笑みが広がっていく――世界が感動し、涙した瞬間だった。同年の世界選手権で優勝した彼女はその後、1年間休養。15年秋に復帰したものの、持病となった腰痛と左膝の故障もあって輝きを取り戻すことはなかった。

●フランス人モデルとルーブル美術館デート

「引退後はプロスケーターとしてアイスショーに出演している浅田ですが、最近は姉の浅田舞の振付で、振付師デビューも飾りました。10月にはフランス人イケメンモデル、ロマ・トニオロとのルーブル美術館デートが報じられるなど、ロマンスも」(スポーツ紙記者)

■村上佳菜子は『メレンゲの気持ち』にレギュラー出演

 4月23日に引退を表明したのは、同じフィギュアスケートの村上佳菜子(23)。10年のジュニア世界選手権で優勝。14年のソチ五輪は12位に沈んだ。「近年の彼女は左足の疲労骨折などもあって、不本意なシーズンが続きました。もともと、競技よりもフィギュアの指導者になることを夢見ていただけに、引退の決断は早かったようです」(スポーツ専門誌記者)

 すでに山田万知子コーチのもとで指導者になるための勉強を始めている彼女だが、10月からは『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)にレギュラー出演。「ぶっちゃけキャラが受けて、バラエティに引っ張りだこ。ある番組では“これまで交際した男性は2人いる”と告白。といってもキスもしてない関係だったそうですが……」(芸能記者)

■木村沙織は元バレーボール選手と結婚

 バレーボール界のスーパースター、木村沙織(31)は3月に現役引退を発表。成徳学園高(現・下北沢成徳高)2年生時に日本代表入りし、スーパー女子高生といわれた彼女は、04年のアテネから4大会連続で五輪出場。12年のロンドンでの28年ぶりの銅メダル獲得にも大きく貢献した。「木村は、エースアタッカーでありながら守備もうまく、セッターをこなす器用さもある。まさにバレーボールの申し子です」(バレーボール専門誌記者)

 昨年12月に、交際が報じられていた元バレーボール選手の日高裕次郎氏と入籍したことを公表。現在、新婚生活を送っている。「天然キャラで知られる木村ですが、引退後はブログをこまめに更新しています」(前同)

●チームメイトの迫田さおりも引退

 木村と東レのチームメイト、日本代表でも一緒だった迫田さおり(29)も5月に現役引退。強烈なバックアタックを武器にロンドン五輪でも活躍した彼女だが、「肩の故障が引退理由の一つ。今は故郷の鹿児島市に帰って家族と同居。地元でバレー教室をやっているとか」(スポーツ紙記者)

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