とろサーモン「帰る金もない」上京後の給料3万円生活を告白の画像
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 12月9日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に『M-1グランプリ2017』で優勝したとろサーモンの村田秀亮(38)と久保田かずのぶ(38)が出演。大阪からの上京後に給料が激減したという“暗黒時代”を語る場面があった。

 高校の同級生である二人は、村田が久保田を誘うかたちで吉本興業の養成所を受験。しかし、99%落ちないといわれる養成所を久保田だけが不合格となり、1年遅れで入所。入所後に別の人とコンビを組んだ村田を、久保田が熱い手紙をしたためて口説き落とし、コンビ結成に至ったという。

 村田は番組にその手紙を持参、相葉雅紀(34)が内容を読み上げた。「俺と夢を見ないか。俺と面白いことをしないか? 村田に聞く、自由っていったいなんだ? 熱くなりたくないか?」という、熱のこもった手紙にほだされた村田はコンビを組むことに同意。そして、2002年にデビューする。

 大阪では徐々に人気が出て仕事も増えていたというが、2010年に東京に進出すると、仕事が激減。久保田はその当時について、「東京は来てからね、仕事がまったくなかったんですよ」と説明。大阪では月収70万円程度の仕事があったものの、上京後はそれが3万円程度になってしまったのだとか。驚いた相葉が「“大阪に帰ろうや”とかならなかったですか?」と聞くと、久保田は「帰る金もないんで」と当時の厳しさを語っていた。

「結成15年目までという参加資格のため、今年が挑戦ラストイヤーとなる『M-1グランプリ』で、とろサーモンは見事に優勝しました。優勝が決まった瞬間からマネージャーの電話が鳴り止まないそうで、優勝後の会見ではどれだけ仕事が入っても大丈夫だと、“15年で培った貧乏という体力がある”と意気込んでいました」(お笑いライター)

 遅咲きの漫才師を育んだ苦労経験がいま花開いた、ということだろう。

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