『サザエさん』、カツオ考案の「お年玉の早割り」に思わず感心!の画像
『サザエさん』、カツオ考案の「お年玉の早割り」に思わず感心!の画像

 12月10日放送のテレビアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)で、カツオが考案した新しいお年玉のもらい方が、視聴者を感心させたようだ。

 この日放送された「早割り少年カツオ」というエピソードでのこと。ある日、カツオは波平の部屋を訪れ、「たっぷりと叱っていただこうと思いまして」と頭を下げる。波平は「また何かやったのか」とあきれ顔だったが、カツオはまだ何もやらかしていないという。しかし、近々もらう予定の2学期の通知表に自信がないので、先に叱っておいてほしいと頼み込む。

 こうして先手を打ったカツオは、「これで大いばりで通知表がもらえるよ」「なんでも先回りしないとね」と、物事を先にすますことに味をしめた様子。そして「早割り」のあるそば屋で家族用の年越しそばを先に予約し、早割りの粗品としてお年玉袋を入手する。

 さらにカツオは、もらったお年玉袋を持ってノリスケ宅を訪問。お年玉袋を渡されたノリスケは、「おいおい、お年玉はまだ1か月も先だぞ」と苦笑い。そこでカツオは、ノリスケに「お年玉の早割り」を提案する。

 今1000円をカツオに渡せば、早割りの特典として「ノリスケから2000円もらった」とお正月に宣伝するという。このアイデアに乗ったノリスケは、カツオに1500円を渡し、お年玉を3000円あげたと宣伝してもらうことに。

 カツオが考案した「お年玉の早割り」は、視聴者の間で大きな話題に。ネットには「カツオさんは賢いなー」「カツオがお年玉の早割りとかいう高度な金融テクニックを使ってて笑った」「早割りを提案するカツオも、それに乗るノリスケも、どっちもクズすぎて最高」と、斬新なアイデアに感心するコメントが多く上がっていた。

 結局、カツオの「お年玉の早割り」は波平にバレて、すべて帳消しにされてしまう。カツオのアイデアは、ちょっと斬新すぎたのかもしれない。

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