
12月14日に放送された『ぐるナイ』(日本テレビ系)の人気企画「グルメチキンレース ゴチになります!」に漫画家の蛭子能収(70)が出演。そのあまりにもひどいテーブルマナーに、視聴者からツッコミが殺到することとなった。
“芸能界屈指のドケチおじさん”として紹介された蛭子は、若い頃から“食に使うぐらいならボートに使う”、“骨を取るのが面倒だという理由で魚料理は嫌い”というようなスタイル。同じくゲスト出演した菜々緒(29)から蛭子のような人物との食事は「嫌です!」と断言されるなど、先行き不安なゴチバトルのスタートになった。
蛭子は、あらゆるメニューで独自の食べ方を披露。「仔牛ロースのミラネーゼ」では汁だまりができるほどレモンを絞り、いきなりナイフとフォークをカチャカチャ当てながら肉をぶつ切りにしてしまう。しかも「これ日本のとんかつじゃないの?」「あ、これ牛なの?」と的外れな感想を連発し、一巡目から菜々緒が笑いをこらえきれなくなる事態に。
さらに、「サバティーニ伝統のティラミス」をなぜか2つオーダーした蛭子。案の定、口に運びつつ「俺なんでコレ2個頼んだんだっけ」と独特の蛭子ワールドを展開し続けた。
テーブルマナーの悪さを露呈してしまった蛭子に、視聴者はドン引き。ネット上で、「こんな人、ゴチに出したらアカン」「蛭子さん、テーブルマナーもへったくれもなくてウケる」「蛭子さんは食系の企画に合わなさすぎでしょ」「食に興味ないとこうも汚い食べ方になるのか……」といったツッコミが続出した。
「蛭子の、店でのマナーの悪さについては、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)で、俳優の太川陽介(58)もさんざん文句を言っていましたね。『バスの旅』で訪れた食堂で、海老の小ささについて店主に注文をつけて、激怒させていました。蛭子にうまくツッコミを入れる番組がなくなってしまったので、寂しがっている視聴者も多そうです」(テレビ誌ライター)
なお、今回のゴチバトルの結果は、金銭感覚が合わなかったのか、蛭子が最下位となった。独特の画風が人気の蛭子だが、食事風景もインパクトは強烈だったようだ。