■四十路の独身女性が真剣に考えるべき6つの大切なこと

 四十路ともなれば、人生観や生活環境にかなり個人差が出てきており、独身女性だからと言って、決してひとくくりにできるものではない。しかしながら、やはり考えずにはいられない、というか、ぜひとも真剣に考えてほしい事柄もある。

(1)健康

 四十路の独身女性が、何よりも大切にしたいのが健康である。基本的には体調を崩しても、入院しても、身近に世話してくれる人がいないからだ。いざというときに頼れる人がいなければ、体調を崩したり、入院したりすることがないように、日頃から健康状態には気を配っておきたい。

(2)お金

 なんだかんだ言っても、人が生きていくためにお金は必要不可欠だ。四十路であれば仕事をすれば給料がもらえる。しかし、これから年齢を重ねて60代以上になったときに仕事ができるとは限らない。働いて稼げる四十路のうちから、老後に備えて貯金をしておくべきである。

(3)友達

 四十路の独身女性が最も孤独感を感じやすいのは友達を失っていくときである。結婚や子育てをしている友達とは時間や話を合わせづらくなり、疎遠になってしまうケースが多い。とはいえ、四十路になってから新しい友人関係を築きあげるのは難しいものである。同じ境遇にいる友達は、大切にしたい。

(4)転職

 四十路の独身女性には、派遣など不安定な非正規雇用ではなく、正社員など安定した正規雇用という立場を求める人が多い。また、これまで立ち仕事だった人が体力面の限界を感じ、事務職などデスクワークへ転職希望することもある。しかし四十路での転職となると、即戦力になれる実力が求められることが大半であるため、決して簡単なことではない。

(5)両親

 四十路ともなれば、両親もそれなりの年齢のため、介護問題が出てくることもある。親に余裕がなければ、金銭面を負担して施設などに入ってもらうか、自分で介護する必要がある。自分で介護する場合は、働く時間が取れなくなり、介護離職となってしまう人も少なくない。独身者がそういう状況になると、自分自身の老後も危うくなりかねない。

(6)老後

 孤独感や不安感があっても、持ち家があると家に執着心が湧いてしまい、なかなか出られなくなる。楽しい老後を送るためにも、孤独死を防ぐためにも、最近では持ち家のこだわりを捨てて、独身者同士で共同生活を始めるケースが増えてきている。

■まとめ

 不惑を過ぎても、人は人生に迷ったり悩んだりすることがあって当たり前だ。四十路の独身女性が真剣に考えるべき6つの大切なことを押さえつつ、独身の自由さを最大限に生かして人生を謳歌してほしい。

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