いまだ未解決の「世田谷一家殺害事件」現在の現場の姿とは!?
一段低いベランダとその上に天窓があることから、中2階の部屋の天井に屋根裏部屋があることがうかがえる(写真・谷口雅彦)

 今から17年前、日本中を震撼させた事件が発生。その現場はいま、どうなっているのだろうか?

世田谷一家殺害事件とは?

 2000年12月30日に東京都世田谷区上祖師谷の戸建住宅で、その家に住む、会社員の宮澤みきおさん(44=当時、以下同)と、妻(41)、長女(8)、長男(6)の一家4人全員が殺害された事件。翌朝11時頃にみきおさんの妻の姉夫婦が住む隣家に同居していた母親が、宮澤さん宅を訪れた際に4人の遺体を発見、後に駆けつけた姉夫婦が警察に通報した。1階階段付近ではみきおさんが顔や首、腕、脚など全身十数か所をメッタ刺しにされた状態で、中2階では妻と長女が原形をとどめないほどに切り刻まれた状態で、2階の子ども部屋では長男が扼殺された状態で、それぞれ倒れていたという。

 犯行推定時刻は30日23時頃。犯人は、4人を殺害した後に、納戸の引き出しから冷蔵庫まで、家中を物色し、約20万円の現金などを奪って逃走。なお、現場にあったパソコンを操作した形跡があることも判明しており、その通信記録から、犯人は31日の朝10時頃まで現場にいた可能性が高いといわれている。

 現場には、犯人が着用していたトレーナー、帽子、マフラー、ジャンパー、ヒップバッグ、手袋、ハンカチのほか、凶器の柳刃包丁が残されていた。また現場からは、犯人の足跡や、指紋、掌紋、血痕など、多くの物証が残されており、当初は早期解決が見込まれたが、いまだに犯人の足取りは掴めていない。現在、この事件には上限2000万円の懸賞金がかけられている。

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事件があった宮澤さん宅は、都立祖師谷公園の中に位置する。家屋の裏側は児童公園
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宮澤さん宅の全景。三方がブルーシートで覆われている。覆われるようになったのは数年前から。建物の老朽化により、外壁が崩れるようになったからだという
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家の前に設置された警察官の詰め所
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宮澤さん宅の横を流れる仙川。その対岸で2001年4月9日、高さ60cmほどのお地蔵様の石像が置かれているのが発見された。誰が、何のために置いたのかは、いまだに分かっていない

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