『民衆の敵』最終回、高橋一生の“男泣き”に「美しすぎる」の画像
『民衆の敵』最終回、高橋一生の“男泣き”に「美しすぎる」の画像

 篠原涼子(44)主演のフジテレビ系月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』の最終話が12月25日に放送され、平均視聴率4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得。同ドラマ最低の数字となったが、ラストで見せた高橋一生(37)の“男泣き”シーンに、心打たれたという視聴者は少なくなかったようだ。

 同作は、平凡で幸せな家庭を営んでいた学歴も資格も持っていなかった主婦の佐藤智子(篠原)が、市長にまで上りつめて、社会問題や悪政に立ち向かうというフジテレビのオリジナルドラマ。高橋が演じるのは、智子とは対照的に、代々続く政治家一家の次男として育ったエリート市議会議員の藤堂誠。

 ニューポート開発に対して反対運動を起こした智子は、市議会のドンである犬崎(古田新太/52)から目をつけられる。その結果、身に覚えのない不正献金問題まででっち上げられ、世間から“民衆の敵”というレッテルを張られてしまった。

 最終話では窮地に立たされた智子に、藤堂がある動画を提供。その動画には智子の不正献金問題は仕組まれたものであるという告発が収められていた。智子の無実を証明した藤堂はその後、衆議院議員を務める父のもとを訪れ、勧められていた縁談にキッパリと「ノー」を突きつけた。

 頭を下げる藤堂に「やはり政治家は嫌か?」と、縁談を断った理由を尋ねた父。藤堂はそれを否定し、「やっと政治家になる覚悟ができました」と返答。「藤堂家の看板がなくておまえに何ができる!」と考えを改めさせようとする父に対し、頭をかきむしり、目に涙を溜め、唇を震わせながら「僕だってやっと父さんのことを尊敬できるようになったんです」「敷かれたレールの上を歩いていたら、いつまでも父さんを追い越せません」と自身の想いを口にし、再度頭を下げて議員室を後にした。

 藤堂が涙ながらに父と対話するシーンに「目を奪われた」という視聴者が続出。放送後のSNSで「最終話も高橋一生のシーンにはくぎづけにさせられた」「高橋一生の涙が苦しい、切ない、美しい」「一生さんの涙がとにかく尊い、美しすぎる」「こんなきれいな涙を見たことがない、本当に演技がうまい人だなあ!」といった感想を集めた。

「ドラマラストで3年後の姿が描かれ、これまで藤堂が関係を持っていたコールガールの莉子が左手薬指に指輪をはめていた場面が映されていました。また、ドラマの公式ツイッターに上げられたオールアップ時の高橋の記念写真にも、薬指にはめた指輪が確認できます。縁談を断った藤堂が、莉子と結ばれたのではないかとファンは妄想していますね。今回の月9は、視聴率的にはさびしかったのですが、高橋ファンにとっては非常に満足のいくものだったのでは」(テレビ誌ライター)

 2017年はドラマ『カルテット』(TBS系)、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』など数多くの話題作に出演した高橋一生。来年はどんな演技で視聴者を魅了するのか、楽しみでならない。

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