瀬戸内寂聴氏、2013年に“スタッフが一斉退職”した驚きの理由とは?の画像
瀬戸内寂聴氏、2013年に“スタッフが一斉退職”した驚きの理由とは?の画像

 12月21日深夜放送の『ゴロウ・デラックス』(TBS系)に、作家の瀬戸内寂聴氏(95)が出演。かつて自身のスタッフが一斉退職した出来事について語った。

 この番組は、MCの稲垣吾郎(44)がゲストを迎えて、さまざまなジャンルの本を紹介していくという内容。今回は寂聴氏と、その秘書を務める瀬尾まなほ氏(29)が登場し、瀬尾氏の著書『おちゃめに100歳!寂聴さん』(光文社)を取り上げ、二人の関係性について稲垣らとトークを展開した。

 その中で、外山惠理アナウンサー(42)から「(寂聴氏の)秘書って、普通になれるものなんですか?」と質問された瀬尾氏は「瀬戸内が行っていた祇園のお茶屋さんのおかみさんの紹介」「“若い子がちょっと欲しいんだけど”という瀬戸内の言葉で、働かせていただくことになったんです」と寂聴氏のもとで働き始めたきっかけを語った。

 そんな瀬尾氏だが、働き始めてから3年目の2013年に、寂聴氏を支えるスタッフが瀬尾氏を残して全員退職してしまう出来事が起きたという。それについて、寂聴氏はあるとき5~6人いたスタッフのうち、最も古参のスタッフから「(寂聴氏は)年をとったと思う。それでも、自分で気がつかないで、昔のようにたくさん仕事をしている。結局、私たち従業員を養わなければいけないから、お金がいるんだ。これ以上、働かせるのもつらい。(寂聴氏の負担を減らすために)私たちが辞めます」と突如、涙を流しながら告げられたことを明かした。

 そうしたスタッフの気遣いに感動したという寂聴氏に対し、稲垣が「辞める方々たちも本当にすごい苦渋の選択で、いろんな思いがあったでしょうね」とスタッフの気持ちを思いやると、寂聴氏は「だから、前とはまったく違う生活ですよね」と瀬尾氏と二人三脚で再スタートした、現在の生活を感慨深げに振り返っていた。

「寂聴氏は10年に腰の骨折で長期の治療をしていたんですが、それが治ってからは見事に復活し、EXILEのコンサートに行ったとテレビ番組で話していました。瀬尾氏が秘書になったことで、ますます精力的に活動しているようですね」(芸能誌記者)――末永く健筆を振るってください!

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