第3位(9%)には『TSUNAMI』。桑田佳祐率いるサザンオールスターズの楽曲だ。1978年に『勝手にシンドバッド』でデビューしたサザンだが、同曲は44枚目のシングルとして2000年1月に発売。これも、『ウンナンのホントコ!』内の人気コーナー「未来日記III」のテーマソングで、日本レコード大賞も受賞し、売上約293万枚を記録。理由としては、「歌詞が好き。しみじみと恋っていいなと思える」(42歳女性)、「心を揺さぶられる感じ」(31歳男性)、「癒される」(57歳男性)などの声が見られた。

 続いて、第2位(11%)は小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』。元オフコースのリーダーだった小田だが、1989年にソロへと転身。同曲は1991年2月に発売された6枚目のシングルで、『Oh! Yeah!』と両A面扱いで発売されて大ヒットした。人気ドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)の主題歌として制作されたこともあり、「ドラマを見ていて、自分は大人になってどんな恋愛をするのかワクワクした」(39歳女性)との声が。また他には「この曲を聞くと当時の恋を思い出す」(51歳女性)、「声がきれいでずっと聞いていたくなる」(55歳男性)などの意見も。ちなみに、約270万枚を売り上げ、コンサートでも同曲が一番盛り上がるとか。

 そして見事第1位(12%)に輝いたのはSMAPの『世界に一つだけの花』。1988年から活動を開始し、2016年に解散した国民的グループのSMAP。同曲は2002年7月に発売されたアルバム『SMAP 015/Drink! Smap!』に収録されていた曲だったが、2003年に放送された草なぎ剛(43)主演のドラマ『僕の生きる道』(フジテレビ系)の主題歌となり、シングルカットされ大ヒット。2016年8月に、同年12月31日でSMAPが解散することが発表された後、ファンの間で購買運動が広がり、2017年9月の時点で売上300万枚を突破。まさにSMAPの代表曲といえるこの曲には、アンケートでも「普遍的なメッセージ性のある歌詞が好き」(37歳男性)、「聞いてて飽きない」(39歳男性)、「平和な感じがする」(53歳男性)など絶大な支持が集まった。

 ランキングを振り返ると、上位にはドラマのタイアップ曲が目立つ。やはり、ドラマとともに楽曲のファンも拡大し、人々の心に残る歌となるのだろう。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2