胸キュン必至! 『ドラえもん』のび太としずかの「3大恋愛エピソード」の画像
胸キュン必至! 『ドラえもん』のび太としずかの「3大恋愛エピソード」の画像

 藤子・F・不二雄氏による同名コミックを原作とした世界的人気アニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)。1979年から放送されている本作には、のび太としずかちゃんの恋愛模様が描かれた“胸キュン”なエピソードも多い。

■「むすびの糸」しずかとのび太が珍しくケンカ

 まずは「むすびの糸」の回。ささいなことでしずかちゃんとケンカしてしまったのび太に、“むすびの糸”を取り出したドラえもん。この秘密道具は、糸を結んだ同士が引き寄せられてしまうというもので、ドラえもんは「糸でしずかちゃんをひきつけてその間に謝るんだ!」と提案する。だが、いざ“むすびの糸”を結ぼうにもタイミングが合わず、しまいにはジャイアンに殴られたことで“むすびの糸”は切れてしまうことに。

 しずかちゃんとうまく仲直りできずに、苦しむのび太だが、ラストはしずかちゃんがぐったりしているのび太の元に駆けつけてくれる。二人がケンカをするという珍しいシーンに胸キュンしてしまうエピソードだ。

■「水たまりのピラルク」しずかとのび太の淡いデート

 次のエピソードは「水たまりのピラルク」。ある日、スネ夫から釣りの自慢をされ、誘いを受けたジャイアンやしずかちゃんたちだったが、いつものようにのび太は仲間はずれ。そんなのび太を見て、しずかちゃんは「私も行かない」と気遣ってくれる。しずかちゃんの親切に感動したのび太は、ドラえもんにスペアポケットを借りて二人で釣りに出かけることに。自分に優しくしてくれたしずかちゃんに、なんとか魚を釣り上げてもらおうと努力するのび太だったが、そこはやっぱり失敗ばかり……。しずかちゃんとのび太が二人っきりでデートをする、二人の淡い気持ちが伝わる作品だ。

■「しずかちゃんさようなら」のび太を助けるしずかに涙腺崩壊

 そして最後は「しずかちゃんさようなら」の回。のび太は、先生に「ロクな大人にならない」と説教されたことで、「自分と結婚してもしずかちゃんを不幸にするだけだ」と思い込み、自らしずかちゃんに嫌われようと行動。ふさぎ込んだのび太は、ドラえもんに頼んで“虫スカン”を出してもらう。これは、一滴振りかけるだけで周りに“いや~なオーラ”を振りまくという道具だが、のび太は間違ってひとビンまるごと自分に振りかけてしまう。「これで嫌われることができた」と涙を流しながら安心するのび太だったが、かけすぎた“虫スカン”の効力に自分が耐えられなくなってしまい、部屋で倒れ込んでしまう。

 ドラえもんとのび太のママが、不快感に耐えられずに家を飛び出しまった中、「助けて」と苦しむのび太。そんなのび太をしずかちゃんが決死の思いで助けに向かうのだった。

 肩を貸りてお風呂場まで行ったのび太は、しずかちゃんに“虫スカン”を洗い流してもらう。ボロボロな顔で、「心配してくれたの?」と聞くのび太に、しずかちゃんは涙ながらに「当たり前でしょ。お友達だもの!」と激怒する。互いを思い合う二人の姿に思わず涙してしまう感動回だ。

 未来で結婚する運命にある、のび太としずかちゃん。純愛な二人の姿にキュンとしたい。

本日の新着記事を読む