■巨人・高橋由伸監督は動かなすぎる

 球界の盟主である巨人も、内部は相当笑えない状況に陥っている。「高橋由伸監督が“動かなすぎる”と揶揄されていますが、一番のガンは村田真一ヘッドコーチです。ヘッドといえば参謀役ですが、村田さんは作戦がまったく立てられないんです」(巨人番記者)

 そうなると、選手からの信頼も薄い。「巨人の選手たちは焼肉屋でカルビという言葉を聞くと、“その言葉を聞くと、あの人の顔が浮かぶから嫌だ”となるそう。というのも、大のカルビ好きな村田ヘッドは、周りから“カルビ”と呼ばれているから。それくらい煙たがられているんです」(前同) 巨人の選手たちはカルビが食べられない!?

 他にも、球団内で煙たがられているのが澤村拓一だという。「右肩の不調が鍼治療のせいとなっていますが、チーム内では1ミリも同情されていません。というのも、“最終的に鍼にすがったのは、お前だろ!”という見方をされているから。そんな状況下で、11月の神宮大会に出場していた母校である中央大学の試合を普通に観戦していて、さらに反感を買っていましたよ」(同) 11年ぶりのBクラスに沈んだ巨人。浮上も楽ではなさそうだ。

■中日ドラゴンズの問題点は…

 これまで数々の笑えない話が暴露リレーされてきたが、最後のアンカーは中日の番記者。5年連続Bクラスに低迷し、ナゴヤドームは巨人戦でも閑古鳥が鳴く不人気ぶりに、「うちが一番、笑えません」と番記者は嘆き、こう続ける。「ファンからだけじゃなく、OBからの人気もゼロなんです。新体制を作るべく、OBにオファーを掛けたんですが、軒並み断られたそうです。あの川上憲伸にも打診したものの、反応は冷ややかだったとか」

 18年度の中日のコーチ人事を見ると、引退した森野将彦が打撃コーチに就任するくらいで、あとはほとんど変わり映えしないメンバー。それなら、戦力補強に期待したいが……。新コーチも新戦力も期待できないとなれば、現有戦力でどうにかするしかなさそうだ。「新人の京田陽太の活躍など明るい材料もありますが、今季2000本安打を達成したレジェンド、荒木雅博が離婚したという暗い話もあります。それだけならまだいいんですが、もともと性格的に好不調の波がある荒木が、離婚によって、さらに“荒波”になっているようで、雰囲気が悪くならないか心配です」(同)

 どの球団も笑えんな~。

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