■稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛に続くジャニーズ離れ

 円満な解決を望みたいが、一方、昨年9月、ジャニーズ事務所を“円満退所”した稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛の元SMAPの3人は、どうなるか?「昨年11月2~5日、3人がインターネットテレビ局の“AbemaTV”で、3日間ぶっ通しの生配信番組『72時間ホンネテレビ』に出演し、7400万ビューという驚異的な視聴者数を記録。ネットでは話題になりましたが、ジャニーズ事務所への“忖度”から、地上波メディアは、これを完全に黙殺。依然、ジャニーズ関係者の力は強く、“できれば、あの3人に絡みたくない”が民放各局はむろん、カメラマン、スタイリスト、放送作家らの本音。前途多難です」(制作会社スタッフ)

 だが、3人が抜けたジャニーズ事務所が一枚岩かというと、それも違うようで、「若手や中堅は、もっと番組に出て場数を踏みたいのに、先輩グループが多く、枠が限られていて、それが叶わない。ならばネットテレビに進出したいが、ジャニーさん、メリーさんの“ネットNG”方針が変わる様子はない。で、“今のままじゃ飼い殺しだ”と、脱退した3人の動静に注目するタレントも多数います。実は、香取らの新事務所『CULEN』との合流を望むタレントも多く、潜在数はかなりのものといわれています」(同前)

■とんねるずはレギュラー番組がゼロ

 イケメン勢の勢力図も変貌を遂げる一方、バラエティでは今年3月、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了。レギュラー番組がゼロになる“とんねるず”の2人の去就が注目される。「4月公開の映画『いぬやしき』で主演する木梨憲武さんには、水谷豊さんとの関係から、『相棒』(テレビ朝日系)への出演の噂も。晩年のいかりや長介さんのように、俳優で存在感を発揮することも期待されています。いずれにしろ、2人がこのまま引っ込むはずはなく、むしろ自由なポジションを得たことで、躍進するインターネットテレビ局への進出も含め、可能性が広がったとみるべきでは」(お笑い評論家のラリー遠田氏)

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