筧美和子「小さなことでも、一緒に感動できる男性がタイプです」ズバリ本音で美女トーク

 年末ジャンボ宝くじのCMで宝くじ券を扇子にしてドヤ顏で仰ぐ姿でお茶の間の知名度が急上昇中の筧美和子さん。最新出演作『犬猿』の裏話からプライベートまで聞いてきました。

■話題の映画『犬猿』で窪田正孝らと共演

――出演された映画『犬猿』がいよいよ2月10日から公開されます。鬼才・吉田惠輔監督の最新オリジナル作品ということもあり、とにかく話題ですね。

筧 ありがとうございます。本当に面白い作品に仕上がっているので、ぜひ皆さんにも見ていただきたいです。

――この映画は、複雑な関係にある2組の兄弟と姉妹の葛藤と、4人が出会ってその関係がさらにこじれていく様を描いています。真面目なサラリーマンの弟を窪田正孝さんが、それとは対照的な、気が荒いトラブルメーカーの兄を新井浩文さんが演じていて、“できる女”だけど容姿がさえない姉をお笑いコンビ「ニッチェ」の江上敬子さんが、美人でスタイルがよくて愛嬌があるけど、仕事はイマイチの妹を筧さんが演じています。吉田監督は、脚本を書きながら思い描いていたキャスティングが、全部かなったとおっしゃっていました。

筧 そうみたいですね、台本を読んだとき、私が演じる真子は“自分に似ているな”って思ったんです。

――どういうところが?

筧 私も彼女と一緒であんまり器用じゃなくて、要領が悪いところがあって。それで、感情移入しすぎちゃったのかな、台本を読み終えたとき、自然と涙があふれてきました。

――そうなんですね。

筧 あと、私自身にも姉がいて、映画の中ほど姉妹の関係は悪くなかったですけど、(妹の立場が)気持ちの面ではすごく分かる部分があって。

――家族構成以外でも、筧さんとお仕事で重なるところがあるような気が……。

筧 はい。真子は家業を継いだ姉が経営する印刷所を手伝いながら、グラビアとか芸能活動をしているので、そこも共感できました。

――役作りでは、どんなことを心がけましたか?

筧 最初、真子の生い立ちや姉に対する態度とか、とにかく真子の気持ちを考えて日常生活を送ってみようと考えたんです。でも、実際に撮影に入ると、“自然な私”で演じればいい環境を監督が作ってくれたんだなっていうのを感じましたね。

■監督が筧のキャスト決定後にセリフを書き換え…

――監督はキャストが筧さんに決定した後に、あるセリフを書き換えたと聞きました。

筧  ああっ(笑)。真子が所属する芸能事務所のマネジャーから、映画の主演の仕事と聞いていたのに、実はピンク映画だったっていうシーンがあって。

――おおっ、それで?

筧 真子が拒否しちゃうんですね。そうしたら、ここが変更された箇所なんですけど、マネジャーから“胸がデカいだけで、芝居もできないし、飛びぬけた才能ないでしょう”って言い返されちゃうんです。

――それは、キツイなぁ~。

筧 それを脚本で読んだとき、役の事と分かっていても自分の事のように思えて、すごく悔しかったんです。私も実際に似たようなことを言われたことがあったので、冗談ですけど、監督にお会いしたときに“(あのセリフは)ムカつきました”って言っちゃいました(笑)。

――アハハ。いいですね~。

筧 以前の私にはその言葉がすごいコンプレックスになっていたんですけど、逆に、現実で同じような思いをしたことがある私だったら、その気持ちを(役作りに)生かせるかもしれないって前向きに考えました。

――なるほど。でも、胸が大きいって女性のチャームポイントのような気が……。

筧 そうなんです。今思うとすごいありがたいお言葉でした。自分の個性を生かして女優としてやっていく大切さを、厳しく教えてくれていたんだと思います。

――劇中でも、4人でステーキ屋に食事に行ったシーンで、姉から“胸元見え過ぎ”って注意されるくらい胸の谷間が、がっつり見える衣装のシーンがありましたが、あれもうまく筧さんの個性が生かされていたと思います。

筧 ありがとうございます。これからも、自分からアピールすることはないんですけど、いただいた役に必要だったり、生かせるんであれば、武器として使っていこうかと思っています。

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