■簡単な手作り正月飾りの作り方
正月飾りは何も豪華で立派なものを用意すればよいというわけではない。最近では伝統的なデザインを現代風にアレンジしたオシャレな正月飾りも多く見られる。また市販品ではなく、自分たちで手作りしたオリジナルの正月飾りを飾る人も増えてきた。
●折り紙で作るミニ門松
【材料】
- ・折り紙(緑2枚・黄緑2枚・茶1枚・金1枚)
- ・トイレットペーパーの芯
- ・爪楊枝4本
- ・ひも
【道具】
- ・のり
- ・ハサミ
- ・セロテープ
- ・クリップ
【作り方】
<土台と竹を作る>
- (1)緑と黄緑の折り紙の裏面をのりで貼り合わせる
- (2)(1)をハサミでAとB2つの三角形に切り分ける
- (3)Bの三角形をさらにハサミで2つの小さな三角形に切り分ける
- (4)合わせて3つの三角形を竹に見立てて、クルッと丸めてクリップで仮止めする
- (5)トイレットペーパーの芯をハサミで3センチ幅で切って、2つの輪っかを作る
- (6)(5)の外側に茶の折り紙をのりで貼りつけて藁に見立てる
- (7)(4)で作った3本の竹を(6)で作った輪っかの1つに入れてクリップを外す
- (8)3本の竹の太さや長さのバランスを整える
- (9)輪っかの内側と竹をセロテープで固定する
- (10)(9)までに作ったものを、もう1組作る
<松を作る>
- (11)金の折り紙をハサミで四角く4等分に切り分ける
- (12)(11)をそれぞれ金色を外側にして半分に折り、1センチ程度を残し、はさみでタテに細かく切り込みを端から端まで入れる
- (13)(12)の端にセロテープで爪楊枝を止めて、松に見立てて折り紙全体をクルクル巻いていく
- (14)(13)までに作ったものを、同じようにあと4本作る
- (15)(10)までに作った土台の輪っかに、松を2本ずつ差し込んで飾りつける
- (16)輪っかにひもを巻きつけて結ぶ
●100均リースで作る注連飾り
【材料】
- ・注連縄リース1本
- ・水引
- ・松や松ぼっくり、南天など
- ・好きな造花
【道具】
- ・ワイヤー
- ・木工用ボンド
【作り方】
- (1)注連縄リースの結び目にワイヤーか木工ボンドで松や松ぼっくりをつける
- (2)ワイヤーを使って好きな形に整えた水引を松の上に重ねてつける
- (3)南天や造花をバランスを見ながらワイヤーや木工ボンドを使ってリースに固定していく
■まとめ
日本古来の「正月飾り」について、素朴な疑問を解消して正しい知識を得ることはできただろうか? 伝統文化ではあるが、マナーの範囲内で工夫を凝らして自分なりに楽しむのは悪いことではない。何よりも大切なのは、きちんと年神様をお迎えして、新年を心から祝おうとする気持ちなのだ。