●夏の七草
あまり古い歴史はないが、2パターン確認することができる。
<パターン1>
1945年に日本学術振興会学術部・野生植物活用研究小委員会が選定した7種類。終戦間際の食糧難を身近な野草でしのぐために公表されたといわれている。
- (1)藜(あかざ)ーーーアカザ
- (2)猪子槌(いのこづち)ーーーイノコヅチ
- (3)◎(ひゆ)ーーーヒユ
- (4)滑◎(すべりひゆ)ーーースベリヒユ
- (5)白詰草(しろつめくさ)ーーーシロツメクサ
- (6)姫女△(ひめじょおん)ーーーヒメジョオン
- (7)露草(つゆくさ)ーーーツユクサ
※注◎はクサカンムリに「見」、△はクサカンムリに「宛」
<パターン2>
由来は、昭和初期に詠まれた和歌「涼しさは よし い おもだか ひつじぐさ はちす かわほね さぎそうの花」(勧修寺経雄)である。
- (1)葦(よし)ーーーヨシ
- (2)藺(い)ーーーイ
- (3)沢瀉(おもだか)ーーーオモダカ
- (4)未草(ひつじぐさ)ーーーヒツジグサ
- (5)蓮(はちす)ーーーハス
- (6)河骨(かわほね)ーーーコウホネ
- (7)鷺草(さぎそう)ーーーサギソウ