“駄菓子”と言えば、子ども時代を思い出す読者も多いだろう。昔ながらの駄菓子店こそ減ったものの、駄菓子は主戦場をコンビニやスーパーに移し、今では大人からの人気も高い。そんな駄菓子を代表する一つが、“うまい棒”ではないだろうか。1979年に登場してから40年弱、子どもから大人まで、幅広い層から支持されている。
味は定番から、攻めたものまで豊富なのだが、いったいどんな味に人気があるのか、気になるところだ。そこで今回は、全国に住む10~40代の男性200名を対象に「好きなうまい棒の味」について、徹底調査を敢行した。はたして第1位に選ばれたのは!?
第6位(7.5%)にランクインしたのは“テリヤキバーガー”だった。いつしかバーガーの定番となったテリヤキだが、ハンバーガーでもおなじみだが、それをうまい棒でも見事に再現したというわけだ。日本人好みの濃厚な味ということで、人気があるのかもしれない。
第5位(8.5%)は“サラミ”。これは1979年のうまい棒の発売以来、ずっと売られている定番味。サラミといえば、子どもからするとちょっぴり大人の味というイメージがする。そんな大人への憧れからか、昔から人気が高い味のようだ。
第4位(10%)は“チーズ”。サクサクとしたコーンスナックに、チーズは最強の組み合わせだ。うまい棒に限らず、お菓子のジャンルでチーズ味は鉄板で、チーズ独特のうま味にはついつい手が伸びてしまう。第3位は納得の順位ではないだろうか。
第3位(12.5%)は“コーンポタージュ”だった。コーンスナックとコーンポタージュのマッチングは当然と言えば当然。どこかほっとする味が、人気の理由だろう。
■一番人気がなかったのはあの味!
そして第1位(15%)には、同率で2種類の味がランクイン。一つは“めんたい”。ピリッとした辛さは子どもからすると背伸びをした味わいだが、大人には、お酒のおつまみにも悪くない。そして、もう一つは“たこ焼”だった。ちょっと甘みのきいたソース味で香ばしさもあり、まさしく大阪のたこ焼きを彷彿とさせる味。どちらも食べ始めたら止まらない!?
以上が、うまい棒の好きな味ランキングだが、実は今回の結果は、かなり甲乙つけがたい内容だった。次点には“やさいサラダ”“牛タン塩”“とんかつソース”などが、僅差で入っていた。
その一方、あまり人気のない味もあった。もともと好き嫌いの多い“なっとう”がそれだ。好きな人にはたまらないのかもしれないが、そうではない人は、わざわざうまい棒で食べたいと思わないのだろう。うまい棒の発売元である「やおきん」のホームページによれば、現在発売されているうまい棒の味は16種類。まだ食べたことのない味を試してみるのも楽しいかもしれない。
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/