元巨人・村田修一、「独立リーグも視野」の引き受け手探し

 闘将・星野逝く――。球界が、このニュース一色に染まる中、次の戦いを見据えている男がいる。「巨人を戦力外となった村田修一(37)です。昨年いっぱい、NPB球団のオファーを待っていましたが、いまだ決まらず、“浪人”も危惧されているんですよ」(スポーツ紙記者)

 先シーズンこそ打率.262、14本塁打、58打点と、巨人在籍期間中ワーストの成績ではあったものの、体のキレや動体視力はまだまだ衰えておらず、本人も現役続行に意欲満々だというのに、だ。「村田は“7月31日のトレード期限終了までオファーを待つ”という決意を固め、同じく巨人から戦力外通告を受けて古巣・日本ハムに復帰する實松一成とともに自主トレに励んでいます」(前同)

■巨人時代の高額年俸もネックに

 ホームラン王2回、ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞3回と輝かしい実績を残す男が浪人に――。いったい、なぜ、こんなことになってしまっているのだろうか。「一つには、球界全体に高まる“若返り待ったなし”の気運ですね。村田さんなら守備もうまいし、打撃もその技術で腕力の衰えをカバーできるレベル。しかし、プレーできても、せいぜい単年契約であろう37歳のベテランということを考えると、“同じ2割6分なら、これからの若手で”となる球団が多いということですね」(NPB関係者)

 また、2億2000万円ともいう巨人時代の高額年俸も障害となった。「明らかに衰えたとも言い難く、DHくらいならレギュラーも張れそうな選手だから、あまり低い額も提示できない。さりとて……ということで、“帯に短し、たすきに長し”という存在になってしまっているんですよ」(前同)

■阪神タイガースに返り咲いた藤川球児の例もある

 一時は「巨人との再契約もあるか」と言われた村田だが、その目はほぼ消滅したという。難しい立ち位置の村田だが、本人としても去就問題が年をまたいだことで、心境の変化もあるようだ。「昨年は“NPB球団から誘いがなければバットを置く”と話していた村田ですが、今は“金やプライドは問題じゃない。バットを振れるなら、どこでもいい”という気持ちが強くなっている。“現実を受け止めて次に確実に進んでいかなければいけない。独立リーグもある。NPBでやるだけがすべてではない”と、村田本人が1月7日に取材陣に明言しています」(専門誌記者)

 独立リーグは設備や待遇面でもNPBに大きく劣るものの、日本復帰後、四国アイランドリーグで実績を残して再び阪神に返り咲いた藤川球児の例もあり、腐ることなく実力を発揮できればチャンスはある。「“独立リーグOK”ということなら、引く手あまた。そこで試合勘を保って、それからNPB復帰を目指すという道もある。後に続くものの希望になってほしいですね」(前同)

 男・村田はこの春、どこでバットを振っているか――。その雄姿が楽しみだ。

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