日本には年祝(としいわい)や賀寿(がじゅ)、算賀(さんが)、賀の祝いと呼ばれ、長生きを祝う風習がある。特に還暦(かんれき)の61歳、古希(こき)の70歳、喜寿の77歳、米寿(べいじゅ)の88歳、白寿(はくじゅ)の99歳は、人生の大切な節目として盛大な長寿祝いが鎌倉時代から行われてきた。今回は、その中でも「喜」「寿」という何ともめでたい2つの漢字で構成される「喜寿」について、徹底調査してみた。
●喜寿とは
喜寿(きじゅ)とは、数え年77(満76)歳になったことを祝う儀礼である。名前の由来は「喜」の草書体が七十七と読めることにあり、喜の祝い、喜の字の祝いなどとも呼ばれる。また、江戸時代の国学者である大国隆正が「ななそぢ(七十路)に七つあまれる喜びは あらたなる御世にあへるなりけり」という和歌を残している。77歳まで長生きする喜びは、新しい天皇の治世が見られることにあるという意味である。
●いつ、どうやって祝うのか?
喜寿の祝い方に決まりはないが、家族や親戚など身内が集まって食事会などを開催するのが一般的だ。昔は数え年77歳の正月にお祝いするのが普通だったが、最近では満年齢の誕生日や長期休暇中といった全員が集まりやすい時期に行うことが増えてきている。
■2018年に「喜寿」を迎える芸能人
2018年にめでたく喜寿を迎える有名人には下記のような人達がいる。最近の77歳はビックリするほど若々しい。
- ・石坂浩二:タレント
- ・小林克也:ラジオDJ
- ・小林稔侍:俳優
- ・坂田利夫:お笑い芸人
- ・徳光和夫:アナウンサー
- ・仲本工事:お笑い芸人
- ・倍賞千恵子:女優
- ・萩本欽一:お笑い芸人
- ・橋爪功:俳優
- ・藤竜也:俳優
- ・三田佳子:女優