壇蜜「異性と向き合うことは、自分を作る大きな要素」ズバリ本音で美女トーク

 しっとりとした大人の色香でテレビや雑誌に引っ張りだこの壇蜜さん。最新出演映画『星めぐりの町』の裏話からプライベート話まで聞いてきました!

――今日は午前中から、ありがとうございます。

壇蜜 もうお昼近いですよ。

――(時計を見ると午前11時)でも芸能界の人って動き出すのが遅くないですか。午後から動き出す人も多いですし。

壇蜜 でも、朝遅いほうがゆっくりメイクして衣裳選んでコンディションは整いますね。朝一で顔がむくんでいたら「いやだ~」って人もいますから。

――それは女性ならではですね。でも、早朝の紫っぽい空を見ると「一日が始まるな」って前向きで清々しい気持ちになれますよ。

壇蜜 空が何層にも分かれている感じですよね。良いですよね。私も好きです。

■映画『星めぐりの町』に出演

――では、最新出演映画『星めぐりの町』の話を聞かせてください。台本を読まれて、いかがでした?

壇蜜 やっぱり、東日本大震災で家族を失った少年・政美が愛知にやってくる話ですから、すごいデリケートだし、少年がどうやってこれから生きていくのかなっていうのは読みながら、気になりましたね。

――今回の役柄は、少年・政美を引き取る豆腐屋・島田勇作の娘・志保です。

壇蜜 自動車の整備工でバリバリ仕事をこなすんです。男の子の後輩もいてバイクにも乗って勇ましい部分もあるけれども、台本の中に勇ましさはあんまり感じなくて。それはおそらくお父さんを大事にしていて、最初はそれこそ政美君を「なによ、この子」って思いながら少しずつ心配したり彼の行動に対してずっと気を配っている姿が見えたからだと思うんです。丁寧な人だとは思いましたけど。

――丁寧な人?

壇蜜 整備の仕事をしたり、日本画を集めているというくだりから、それって細かいことが好きで丁寧な性分じゃないと難しいだろうなって思ったんです。でも、丁寧過ぎて恋には不器用なところもあって。

――志保が食べに行くラーメン屋の店長に想いを寄せるシーンもありました。

壇蜜 別に恋することが億劫なわけではないんだけど、しっかり向き合わなきゃいけない……「あぁ、真面目な人」なんだろうなって。

――自身と重なる部分は?

壇蜜 どんなときに気持ちが高揚したりしますかって、聞かれることがありますが、そこは志保と体温が似ているかなって(笑)。

――志保を演じるに当たり心掛けたことはあります?

壇蜜 お母さんを亡くしてお父さんと二人で生きている人っていう設定ですから、どこかお父さんありきの自分なんだなって。つっけんどんな態度でも、どこかお父さんのことをいつも考えている人、お父さんとの距離がすごく近い人というのは、黒土三男監督とのお話もありましたし、自分もそう思いました。改めてお父さんの存在についてちょっと自分の中で考える時間はありましたね。

■小林稔侍の娘役で…

――そのお父さん、勇作役は小林稔侍さんでした。

壇蜜 ご一緒させていただいたのは今回が二度目でした。前回はドラマで私が元旦那のDVから逃れるために旦那を刺してしまって、それに対し小林さん扮する刑事に「君は今こそ自首すべきだ」って説得される役で頼もしかったんですが、今回も頼もしいことには変わりはなかったですね(笑)。

――先ほど距離感の話が出ましたが、現場で小林さんとの距離感の取り方は演じてみていかがでしたか。

壇蜜 やはりお父さんとしては不器用で、どこか娘のことを心配し過ぎるところもあって、娘としては「もうお父さん、いいのに、そんなの」っていうスタイルは非常に分かりやすかったです。口数が少ない分、「お父ちゃん、こうなんでしょ」って、言っているんだろうなって想像で、物語を進められることはできました。

――今回の“○○の娘”という役は、今までなかったですよね。

壇蜜 うん、そうですね。これだけ近い距離でお父さんがいるというのは今回が初めてかもしれないですね。やっぱり、お父さんの下でお父さんの仕事を見て、お母さんを想いながら二人で生きてきたわけですから。なんかひとりじゃ語れない部分は絶対あると思います。

■バイクに乗るシーンで黒のライダージャケット姿を披露

――最初のお話にも出てきましたが、バイクに乗るシーンもありました。

壇蜜 実際に私が乗っているシーンもありましたし、指導の方の吹き替えもありましたね。

――ということは、免許お持ちなんですね。

壇蜜 大型二輪免許を持っています。できるだけ自分で、という黒土監督のご意向もあって、そこはちょっと頑張りました(笑)。

――そもそも免許を取ろうと思ったきっかけは?

壇蜜 ビッグスクーターに乗りたかったからです。でも実際、取得後はなかなか乗るのが難しくて、ついつい近いところは自転車に頼っちゃいます(笑)。

――そのバイクに乗るシーンでは黒のライダージャケット姿を披露しています。コスプレっぽくてセクシーでした。個人的には、掛け軸を掛けるシーンで、ニットと黒いジーンズの後ろ姿という普段着姿に、そこはかとないセクシーさを感じたといいますか、印象に残りました(笑)。

壇蜜 そこですか(笑)。

■結婚したらなんでもやってあげる!?

――今回の映画はこれまでの壇蜜さんとは違った顔が見られそうですね。ところで、昨年10月に放映されたバラエティ番組『チマタの噺』(テレビ東京)で「結婚したら、なんでもやってあげます」って話されていたのが気になりました。

壇蜜 その気持ちはあります。

――尽くすタイプですか。

壇蜜 う~ん、どうなんでしょう。“尽くす”って、ちょっと難しい言葉だなって思っていて。「結婚したら尽くします」と言うことは簡単なんですけど、私にとっての“尽くす”って“何が尽くすのか”がまだちょっと正解が分かんないんで。だったら、何か生活のことはなんとなくでも、自分が主体になってできたらいいなって気持ちがある……ってことを正直に話した感じだったんですけど。

――同じ番組の中で「男の人がゴミ出ししたり、パンツ畳んだりするのは見たくない」とも……。

壇蜜 あはははは(笑)。なんか自分のパンツを畳まれちゃうのってちょっと恥ずかしいので。まぁ、ついでに私ができたらいいなって。ゴミ出しに関しては「行ってらっしゃい」のときにゴミ出ししちゃうと、その後、手を洗わないで大丈夫なのかなっていう心配があっただけです(笑)。私的にはたくさんあったときに一緒にいてくれるとうれしいです。

――分担ですね。

壇蜜 そう。そうしたら二人で戻って、ちゃんと手を洗えばいいんで。細かいんですよ。ホント、自分が。

――きれい好きですか?

壇蜜 いやいや。そうではないと思うんですけど。ただ、何かしら家事の後は手を洗わないと、不調になる気がして。掃除とかゴミ出しとかって、汚いものをきれいにするということで、それで終わりじゃないじゃないですか。自分の手まで洗って終わりって気持ちがあるだけなんですよね。

――昨年末には『男と女の理不尽な愉しみ』と『たべたいの』という2冊の新刊を出されましたね。

壇蜜 異性と向き合う、もしくは同性とともに生きる自分と、食べ物と寄り添っている自分というのは、自分を作る大きな要素の二つだと思うんですね。だから2冊同時に出せたことは本当にラッキーでした。

――『たべたいの』の目次に「4P」という項目があって、ドキッとしました。

壇蜜 うふふふふ。思わせぶりなことはありますね。

■女流作家として文壇を賑わせてくれる日も近い

――壇蜜さんらしいですよね。最後に2018年の目標をお願いします。

壇蜜 昨年はおかげさまで連載が以前よりも増えた状態が続きまして、このまま連載が続けばいいなというのが一番にあります。そのためには、やっぱり自分の暮らしを、ま、ルーズなところももちろん文章にはなるんですけど、規則正しかったり、ピシッとした丁寧な暮らしをしている自分もしっかり表現することも大事ですから、もうちょっと意識した生活をするということに尽きると思います。

――具体的には?

壇蜜 恋愛でも仕事でも趣味でも、ちゃんと意識して記録しながら日々を過ごすこと。忘れないようにするのが今年の目標かな。私、億劫だから「今日は日記、書かなくていいや」って思っちゃうときがあるんで、それをグッとこらえてペンを握る……という習慣を持ちたいなって思ってます。

 映画やドラマ、グラビアで活躍中の壇蜜さんですが、女流作家としても文壇を賑わせてくれる日が近いかも。本誌はその日を期待しております!

壇蜜(だんみつ)
1980年12月3日、秋田県生まれ。O型。T158-B85W60H89。2009年、ゲーム『龍が如く4』に出演したことを皮切りに、翌年グラビアデビューを果たし、本格的に芸能活動を開始。その後、映画『甘い鞭』『関ヶ原』、ドラマ『ウチの夫は仕事が出来ない』などに出演し、女優としても活躍中。1月26日スタートのドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日)に出演。昨年末には環境庁省エネ住宅推進大使に任命された。公式ブログ『黒髪の白拍子』http://ameblo.jp/sizuka-ryu/

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