『海月姫』、「羽生結弦オタク」への“設定変更”が原作ファンに大好評の画像
『海月姫』、「羽生結弦オタク」への“設定変更”が原作ファンに大好評の画像

 東村アキコ氏による同名コミックを原作としたフジテレビ系月9ドラマ『海月姫』。1月22日に放送された第2話で、原作コミックとは違う設定が飛び出す場面があったが、これがファンから好評を集めている。

 同ドラマは、芳根京子(20)演じる“クラゲオタク”の倉下月海(くらしたつきみ)を中心に、“鉄道オタク”のばんばさん(松井玲奈/26)、“三国志オタク”のまやや(内田理央/26)といった、アパート“天水館”で暮らす個性豊かなオタク女子の交流を描いた作品。

 第2話では、“和物オタク”千絵子(富山えり子/年齢非公表)の母の“追っかけ設定”が、原作とは違う描かれ方をしていると放送中からファンの間で話題に。天水館の管理人である千絵子は、オタク女子たちのリーダー的ポジション。今回、アパートの住人たちが鍋をつついていると、駅前の再開発で天水館が取り壊されるというニュースが飛び込んできた。その報せを本気にせず、他人事のように受け流す住人たちだったが、千絵子は取り壊し予定が事実であることを明かす。

「実は先日……、羽生結弦くんの遠征先に滞在中のお母さまから」と、千絵子は母から電話がかかってきたと前置きし、「お母さまはなんと……天水館を売ることにした」と、衝撃の告白をする。住人たちから「どうしてそれを早く言わないんだ!」と問い詰められると「うっかりしてました」と気まずそうな表情を浮かべた。

 2008年からスタートし、現在は不定期連載となっている原作コミック『海月姫』。原作では、千絵子の母は“韓流スター”の追っかけをしているが、今回のドラマではフィギュアスケートの羽生結弦選手(23)を追っかけている設定に改変されている。

 コミック実写化の設定改変は、熱心なファンからは敬遠されがちだが、これが思いのほか好評なようで、ネット上の反応を見ると「今どきな感じの変更で良いね」「お母さまは羽生結弦オタク!? 韓流じゃなかったのね」「お母様、韓流スターはどうしたんだ!! いつから羽生結弦に!」「時代に合わせてて、これは良い改変」「この改変は許す!」と好意的な感想が目立った。

「ドラマ版の『海月姫』には、他にも原作漫画から設定を変更した箇所が登場します。瀬戸康史(29)演じる女装男子の鯉淵蔵之介は、原作では2人兄弟の弟ですが、今回のドラマでは兄のポジションに。この設定も、14年の映画化の際にはなかった改変箇所なので、注目しているファンも多いようですね」(テレビ誌ライター)

 原作コミックのファンも楽しめるドラマ『海月姫』。今後の展開で、羽生選手が実際に登場するかどうかも見どころか?

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