豆腐に圧倒的支持！一番好きな「みそ汁の具」ランキング

　日本の食卓でおなじみの汁物といえば「みそ汁」。朝食はもちろん、昼ごはんや夕ごはんにもぴったりで、おいしいだけでなく滋養もたっぷり、さまざまな具材を楽しむことができる。近年はハイレベルなレトルト、フリーズドライ商品も多く発売されていて、和食の代表格と言っていいだろう。

　みそ汁に使われる具材は各家庭でさまざま、定番から変り種までたくさんあるのだが、世間ではいったいどんな具が人気なのだろうか。そこで今回は「みそ汁の具材総選挙」を開催することにした。全国の２０～８０代の男女計１００名に「最も好きなみそ汁の具」を選んでもらったのだが、さて第１位に輝いたのは？

　まず第４位（５％）には、玉ねぎ、しじみ、わかめの３つが同率でランクインした。玉ねぎは加熱すると甘味が増して、みそとの相性は抜群。しじみは淡水、または汽水域に生息する小さな二枚貝だが、肝臓に作用するオルニチンがふんだんに含まれているため、二日酔いに効果があると言われているだけでなく、おいしいだしも出る。わかめはおなじみすぎる定番。ランク外だが、他の海藻では、昆布やとろろ昆布、あおさなどが挙がっていた。

　第３位（７％）に選ばれたのは、なめこ。日本や台湾で採れるキノコの一種だが、ツルツル、ヌルヌルとした独特な食感と香りを楽しむことができる。

　続く第２位（９％）は、油揚げだった。言うまでもなく、こちらもみそ汁の定番具材で、他の食材と組み合わせても相性がいい。そもそも、みそも油揚げも大豆から作られるのだから、相性が悪いはずがない。

　そして圧倒的第１位（１６％）の具材は、豆腐。栄養価も高く、油揚げと同じく他の具材との相性もいい。味がシンプルなので、おかずの味と喧嘩しないのも、高評価につながったのかもしれない。

　以上がみそ汁の具材総選挙の結果だ。他にもじゃがいも、大根、里芋、カボチャ、キャベツといった野菜類や、あさり、豚肉を選ぶ人もいた。いずれにしても、どんな具材でも受け止めてくれるのがみそ汁の良いところだ。寒い季節には熱々のみそ汁はごちそう。いろいろな味わいを楽しんでみよう。

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