■グラビアに進出した脊山麻理子

 日テレOGの脊山麻理子(37)は、フリーアナというより熟女グラドルというほうが、しっくり来る。「彼女はバラエティでキレたり、共演者と口論したりで、テレビ局から扱いづらいタレントの烙印を押されてしまい、今は干されているような状況です。それでも、ナイスバディを生かしてグラビアに進出」(テレビ誌記者)

 これがまた侮れない人気で、発売されたばかりの最新DVD『ファム・ファタール~運命の人~』は、アマゾンのDVDランキング1位に輝いたほどなのだ。「この人、どんどんアブノーマルな方向に暴走してますよね。実はもう、アナの仕事なんてやりたくないんじゃないか。写真集のイベントでありえない格好を披露したこともあるし、一昨年暮れには女子プロレスデビューも飾った。目立ちたがりというか、人前で肌を晒すのが大好きなんでしょうね」(前出の下関氏)

■岡副麻希と伊東紗冶子はタレント化

 フリーアナたる者、何か武器を持たねばならない。そういった意味では、フリー女子アナとは名ばかりで、本業はタレントといったほうがふさわしい岡副麻希(25)、伊東紗冶子(24)といった若手も、その一例だろう。2人ともフリーの女子アナを多く抱えるセント・フォースの所属だが、「昨秋から『めざましどようび』(フジテレビ系)のスポーツキャスターに戻ってきた岡副は、あっけらかんとした天然キャラでバラエティにも引っ張りだこです」(芸能記者) 180度開脚やI字バランスを得意とする岡副は、柔軟な体を生かして番組内でストレッチを披露することが多い。

 元ミス近大の伊東も、「たまにレポーターをやってますが、“神ボディ”といわれるグラマラスボディで、水着グラビアや写真集を中心に活躍中です」(同) 業界で生き残るためには、アナの仕事にこだわってはいられないのだ。

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