■嘘がない関係が愛

――今回の映画は“噓と愛”がテーマですが、川栄さんが嘘について思うことは?

川栄 あ~私自身、嘘がない関係が愛だと思いますね。でも、噓があって愛だという人もいるので、そういう意味では嘘と愛の関係性って簡単には分からないですよね。そもそも、愛の形自体が人それぞれなんで。

――ちなみに、相手に気になることができたら追及しちゃいますか?

川栄 絶対に追及しますね、はい(笑)。

――なるほど。でも、時には必要な“良い噓”もあったりしませんか?

川栄 いや、良い嘘なんてないですね! 嘘はダメです!

――厳しいですね~(笑)。常に誠意ある態度でいてほしい、ということですね。

川栄 そうですね。

――それじゃあ、タイプの男性も“真面目”を絵に描いたような……?

川栄 男性のタイプは、キッチリすべてを決めているような人より、ボサっとした髪型とかで適当な感じの人に憧れるんですよ。

――適当な?

川栄 キッチリ決めるって、どこかで、自分を作っているというようなイメージがあるんです。極端に言えば、自分を偽っているというか。そう言う意味で、ありのままの“素”を出している人は自分を偽っていないような気がして、そこにひかれるんですよね。それとキャラ的にはハッキリ、スパッと言ってくれる人がいいですよね。

――つまりは、引っ張ってくれる人?

川栄 そうですね。やっぱり、私、女子なので(笑)。

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