■檀家のメリットとデメリット

●檀家のメリット

・お盆などの忙しい時期も、法事などを優先してもらえる場合が多い。

・仏事に関して、納骨方法、香典額など気軽に住職に相談でき、葬儀や法事の際、とても心強い。

・お墓つきの寺院墓地の場合は、お墓の管理や供養を手厚くしてもらえる。

●檀家でいるデメリット

・入檀料や志納金など、費用がかかる。

・法要やお寺の修繕などに際し、義務ではないが寄付を求められることがある。

・自分の好む戒名がつけられない場合が多い。

■まとめ

 核家族化が進む現在では、昔ながらの檀家は、減少している。以前は、地域社会でお墓を守っていくために不可欠な制度だったが、最近は埋葬や供養の方法も多様化している。先祖代々受け継いでいた檀家を続けるもよし、檀家にならず行事のたびにお願いするのもよし。金銭面も含め、メリットとデメリットを見極めて判断したい。

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