■1か月検診を無事に終えたら

 1か月検診で母子ともに問題なしという結果がでたら、入浴時に湯船に入ってもよいし、赤ちゃんと一緒に入浴することが可能になる。また、赤ちゃんと一緒に短時間の散歩ができるようになり、夜の営み再開が可能になるなど、ママの活動範囲が少し広がる。外に出ることが可能になって開放感を味わうママも少なくないであろう。

 とはいえ、まだまだ無理は禁物の時期でもある。急に家事にお散歩に、とフル回転させるのではなく、徐々に慣らしたほうがよい。

 また、夜の営み再開にあたっては、必ずしも妊娠前に元通りにいくとは限らないことに留意しておきたい。ホルモンバランスの変化や会陰の痛み、育児による疲労などで、夜の営みが女性の心身に負担になってしまう……というケースもあり、パートナーとしっかり話し合うことが大切である。

■ダイエットを開始してもいい時期

 出産後、体重や体型が「元通り」にならずに悩むママは少なくない。あるいは、「体重は戻ったのにお腹だけたるんだまま。妊娠前には余裕ではけていたお気に入りのジーパンが入らなくなって大ショック!!」という例もあり、ママとしてはつい焦ってしまうかもしれないが、産褥期に無理なダイエットをすると、母体の回復がかえって遅れてしまう。出産後の体重や体型戻しは、6か月ほどかけて徐々におこなっていくのが理想的である。

●産褥体操

 骨盤のゆがみを整えたり、悪露の排出を促す効果が期待されている「産褥体操(さんじょくたいそう)」は出産したその日から寝ながら行うことができ、病院や役所で配布されるパンフレットにやり方が記載されていることもある。自分の心身の調子を見つつ、また医師や助産師と相談しながらはじめてみるとよい。「骨盤ベルト」「ガードル」などは、説明書に記載されている適切な使用時期を守ること。

 女性には、出産後に体の状態を少しずつ元通りにしていく働きが備わっており、体重も体型も基本的には自然に戻っていくものとされている。それをサポートするのが産褥体操やストレッチや骨盤ベルト、整骨院での骨盤矯正など。くれぐれも無理をせず、不安や心配なことがあったら病院の医師や助産師に相談しよう。

■まとめ

 産褥期のママは、とにもかくにも「休む」ことに尽きる。赤ちゃんのお世話があるため四六時中ぐうたら寝てばかり……という生活はさすがに無理でも、頼れる人には大いに頼り、使えるサービスはどんどん利用したい。産褥期にしっかりと休むことによって、今後の育児に必要なエネルギーも蓄えられるのである。

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