『しくじり先生』、村主章枝の告白に感動の嵐 「全然しくじってないよ!」

 1月28日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に元フィギュアスケート選手の村主章枝氏(37)が登場。20代で引退することが多いフィギュアの世界で33歳まで現役を続けた理由を語り、視聴者から大反響を集めた。

 村主氏は番組開始早々、スケートのために父親の退職金と母親の貯金を使い込んだ過去を告白。共演のタレントたちから「クズじゃん」というツッコミを受ける中、現役時代の後半は、無収入だったために家族のお金に手をつけたことを「本当に申し訳ないと思っています」「正直、総額いくら借りたかも分からないぐらい」と肩を落とした。

 村主氏は6歳からスケートを始め、16歳で全日本選手権を優勝。2002年のソルトレークシティ五輪では5位、06年のトリノ五輪では4位など、あと一歩でメダルを獲得することができない戦績だった。

 10年のバンクーバー五輪の代表を逃したことでスポンサーが去り、無収入での生活が始まる。フィギュアは年間の活動費が2000万円かかると言われており、親のすねをかじらざるを得ない状況が続いたが、14年のソチ五輪では、オリンピック選考の対象となる全日本選手権への出場も叶わなかった。

 現役を続けようとしたという村主氏だが、小さい頃から尊敬する振付師であるローリー・ニコル氏から振付の仕事の手伝いを依頼されたことで、選手生活を引退することに。はじめは悩んだが、村主氏は妹から言われた「有終の美を飾って終われる選手なんて、ほんの一握りなんだよ」という言葉を紹介。「それ以外の選手というのは、みんな志半ばでやめていく。だけども、その時点では半ばかもしれないけど、その思いがあるから次に進んでいけるんだよ」と言われたという。この言葉が村主氏に響き、次のステージに向けて現役引退を決断した。

 現在、カナダでインストラクターとして生計を立てている村主氏。子どもたちに指導するかたわら、空き時間は振付師になるための練習やトレーニングをする日々を送っている。コーナー最後に村主氏は、トリノ五輪後の8年間、「苦労して続けて良かった」「あの8年間がなかったら、お金のありがたみが本当に分からなかった」とコメント。最後の締めの言葉として「引き際は自分では決められない。今を一所懸命に生きるしかない」と語り、スタジオから拍手を集めた。

「村主さんの生き様は視聴者に刺さり、放送後は大反響。ネットにもたくさんのコメントが上がっていましたね。日本で振付師として活躍する日を待つファンも多いはず」(スポーツ誌ライター)

 スタジオだけでなく、SNSでも村主氏に拍手を送る人が続出。「村主さん、全然しくじってないよ! マジで感動した!」「村主さんの妹さんの言葉に泣きそうになっちゃった」「村主さんしくじりじゃないよ、かっこよすぎました」と大きな感動を与えていた。

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