北朝鮮・美女軍団がヒタ隠す「団長事件と極秘任務」の画像
北朝鮮・美女軍団がヒタ隠す「団長事件と極秘任務」の画像

 1月20日、国際オリンピック委員会は、北朝鮮を平昌五輪に参加させることを正式に承認した。北朝鮮はこれに合わせて、約140人の美女で結成された応援団『三池淵管弦楽団』を派遣する。韓国でも人気の高い“美女軍団”がやって来るとあって、歓迎ムードが高まっているが、「彼女たちは高度に戦略的、政治的な目的を持って平昌入りします。ウカウカしていると朝鮮半島の主導権は金正恩に掌握されてしまう事態になりかねません」と、外交評論家の井野誠一氏は警鐘を鳴らす。「彼女たちの主任務は、国内外に首領たる金正恩氏の権威、センス、指導力、社会主義及び先軍政治の優位性をアピールすること。また、五輪に派遣される三池淵管弦楽団の中でも、金正恩自らの手でプロデュースしたモランボン楽団は近衛兵という立場で全員が軍籍にあり、新人でも少尉の階級です」(前同)

 楽団を率いる団長は、かつて金正恩氏の恋人だったといわれる玄松月氏。13年8月、別の楽団所属時に起きた事件に関与して、他のメンバーとともに銃殺されたと報じられたが、「14年5月に陸軍大佐の階級章をつけて演壇に立つ姿が報じられ、健在であることが確認されました。事件当時、金正恩の怒りは相当なものだったようですが、よほどのお気に入りなのか、銃殺されなかったようです」(現地特派員)

 モランボン楽団のメンバーの多くは、名門・金星学院の出身者。その美貌とパフォーマンスが一流であることはもちろん、接待などでも力を発揮するべく、日頃から男を誘惑する“匂い”を身につける努力をしているというから驚きだ。「美容薬を常用し、皮膚から悩ましい香りを漂わせているんです。最近では元NBAプレーヤーのデニス・ロッドマンが北朝鮮に訪れたとき、金正恩氏が催した宴会で彼女たちがもてなしましたが、あのロッドマンでさえ、甘い香りにメロメロだったとか」(前同)

■金正恩はAKB48など日本のアイドルグループの手法も取り入れ…

 実は、彼女たちは北朝鮮が実用化を急ぐ核兵器と並び、重視される存在だ。「モランボン楽団は音楽を武器に人民を指導し、敬服させ、対外的には北朝鮮シンパの獲得を狙う“音楽政治”の先兵。そのパフォーマンスは“音楽爆弾”とも“歌爆弾”とも呼ばれ、私心、私生活を捨てて精進しています」(軍事評論家)

 金正恩氏はAKB48など日本のアイドルグループの手法も取り入れている。「センター争奪戦やソロフィーチャーといった手法を用い、メンバー間の競争を煽っているとか」(前同)

 常在戦場の精神で切磋琢磨している彼女たちの任務はターゲットのハートを射抜くこと。その最終目標は、「トランプ大統領です。モランボン楽団を平昌五輪で国際デビューさせて、ディズニーソングなどを演目に入れてアメリカ人のハートを射抜く。そして、米国との核開発チキンレースを“五輪休戦”に持ち込み、米韓合同軍事訓練を延期させるのが最終目標でしょう」(前出の井野氏)

 このままじゃ、平昌五輪は“平壌五輪”になる!?

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