1月31日放送の『THEカラオケ★バトル』(テレビ東京系)の『全日本大学生歌うま王決定戦2018』で、前回王者の前田麻耶さんが2連覇を達成。その圧倒的な声量と天真爛漫なキャラクターが話題を呼んでいる。
同番組は堺正章(71)、柳原可奈子(32)、テレビ東京の繁田美貴アナウンサー(34)がMCを務める歌番組で、プロ、アマ問わず、音程やビブラートなどといったカラオケ技術をカラオケマシンに判定させて点数を競うというもの。
前田さんは北海道の星槎道都大学に通う1年生で、2017年5月に行われた『全日本大学生歌うま王決定戦2017』の優勝者。今回はディフェンディングチャンピオンとして登場し、大会2連覇を狙った。Bブロックラストに現れた前田さんは、持ち前の低音ボイスを活かしてスピッツの『楓』を熱唱。法政大学の東出紗世子さんの98.363点を上回る98.776点という結果を出した。
見事決勝戦に勝ち進んだ前田さんだが、98点台という数字には「不満っていう言葉しか出てこない」と不服そうな表情。前回大会では99点台を出しているため、自分的には納得のいかない成績となってしまったようだ。決勝戦では、慶應義塾大学の武田莉奈さん、洗足学園音楽大学のみょんさんに対抗するためにHYの「NAO」を選曲。正確な音程と圧倒的な歌唱力で99.603点という高得点を叩き出し、見事優勝に輝いた。
前田さんは前回優勝した直後に、大学から食券2か月分が贈られたのだとか。「食費が浮く浮く!」と語る前田さんの天真爛漫なキャラクターには、ゲストの佐藤仁美(38)も「そのキャラクターからあの声が出るなんて」と驚きを隠し切れない様子。前田さんのキャラクターと歌唱力のギャップには、視聴者からも「応援したくなるキャラクター」「前田さんかわいいし歌上手いしでもう大好き」「また次回も出てほしい!」とハマる人が続出しているようだ。
「決勝戦で前田さんと対決した武田さんとみょんさんは、どちらもミュージカル女優を目指し、本格的に歌のレッスンを積んできた実力の持ち主。いずれも99点台のしれつな戦いでしたね。番組は06年から特番で始まり、14年にゴールデン帯でレギュラー化。人気を集め、他局が類似番組をスタートさせるきっかけにもなりました」(テレビ誌ライター)
愛すべきキャラクターと圧倒的な歌唱力で、王者の座を守り抜いた前田さん。次は3連覇を狙って再び熱いバトルを繰り広げてほしい。