■遠距離恋愛がテーマの映画や音楽作品

 経験があってもそうでなくても、ギュッと胸が締めつけられるような遠距離恋愛モノの作品をご紹介。まさに遠距離恋愛中の人にとっては、共感ポイントが満載。相手へDVDや曲を贈って印象づけるのもオススメ。歌詞やサントラにキュンとくる。

【遠距離恋愛の映画編】

『シェルブールの雨傘』(1964年/フランス)

 フランスを代表する女優、カトリーヌ・ドヌーヴが20歳前後のときに出演し、輝く美しさで成功をつかんだミュージカル映画。恋人が徴兵に行った後、妊娠が発覚。戻らぬ彼を待ちきれず、主人公は心優しい男性と結婚する。戦争から戻った恋人は打ちひしがれ、やがて他の女性と家庭を持つことに。ときが経ち、2人は不意に再会する……。

『めぐり逢えたら』(1993年/米国)

 トム・ハンクスとメグ・ライアン主演。シアトルとボルチモア、1000キロメートル以上の距離を越えて、婚約者のいる女性とバツイチ子持ち男性が思いを成就させたストーリー。お互いを運命の相手と信じて見失わなかった強さが証明されるラストシーンが胸を打つ。

『ラヴソング』(1996年/香港)

 天津から香港へ出稼ぎにきた男と、マクドナルドで偶然出会った少女が、同じく歌手のテレサ・テンが好きだったことから意気投合して恋に落ちる。しかし、彼には残してきた恋人がいた。二股のせいですぐに別れ、それぞれまったく異なる人生を歩む。4年後、彼は結婚し、彼女はマフィアのボスの女として再会。思いもよらない事件によって2人の運命が動き出す。

『遠距離恋愛 彼女の決断』(2010年/米国)

 ドリュー・バリモア主演。ニューヨークに滞在していた彼女は、女にフラれて酔う男にバーで出会う。地元のサンフランシスコへ帰るまでの間、2人は男女の関係を楽しんだ。しかし、互いに愛情が芽生え、遠距離恋愛がスタート。就職問題がこじれて別れるも、数年後の再会時には彼氏が彼女の住む街の近くに仕事を見つけていた。連絡を取っていなくても忘れられず、あゆみ寄った愛に感動。

『今日、キミに会えたら』(2011年/米国)

 ロンドンへ帰らざるえない留学生と、LA現地学生の遠距離恋愛ラブストーリー。「自分がキミの人生の一部って感じがしない」「会えないときは他の人とつきあう?」などといったセリフが印象的。遠距離恋愛中にどちらも別の異性とつきあうが……

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