●葬式の予算を決める

 一連の葬式にかかる費用は、参列者からいただく香典でまかなうのが一般的である。参列者数から香典額を予想し、葬式の予算を決定すればよい。

●葬儀会社を決める

 予算が決まったら、いくつかの葬儀会社に見積もりを依頼して、良心的で信頼できる葬儀会社を選びたい。病院で亡くなった場合は、出入りをしている葬儀会社を紹介されることが多い。

●宗教や宗派を確認して連絡する

 葬式のやり方には、仏式や神式、キリスト式などがある。故人の信仰や先祖代々の宗教や宗派を確認し、亡くなったら菩提寺や氏神、教会などに連絡する必要がある。

●葬式の日にちと場所を決める

 葬儀会社と打ち合わせし、葬式の規模や内容に合わせた会場を手配してもらい、友引を避けて日取りを決定しよう。

●参列者に訃報を連絡する

 葬式の日取りと場所が決まったところで、参列者に訃報の連絡を入れよう。きちんと伝えるには電話連絡が一番確実だ。

●弔辞を依頼する

 特に故人と親しかった参列者に、弔辞を依頼をしよう。弔辞を考えて準備する時間を考慮し、お願いする人には早めに連絡したい。

●納棺する

 自宅以外の場所で亡くなったときは、遺体を自宅まで運び、通夜までに棺に納める必要がある。納棺の実務は葬儀会社にお願いするのが一般的だ。

●遺影を準備する

 葬式に使用する大半の品物は葬儀会社が手配してくれるが、祭壇に飾る遺影写真は、遺族が選んで葬儀会社に渡さなければならない。

●通夜・告別式のあいさつ文を作る

 葬式では何度か喪主あいさつを行う場面がある。慣れない人は事前に書面を準備しておいたほうがよい。

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