芸能界「ヒミツの長者ランキング」稼ぎまくりは誰?の画像
賢く資産を増やすタモリ

 長者番付公表が廃止され、はや10年以上。上位にランクインしていた芸能人たちは今日も稼ぎ続けている。たんまり蓄えた資産、ハウマッチ!

■中居正広は総収入100億円以上

 最後に公表された2005年度版の長者番付、タレント部門で、みのもんたにつぎ、納税額1億8745万円で2位につけたのが中居正広(45)だった。「実際に稼いだ額は、納税額の3倍と考えられるので、中居くんのその年の稼ぎは約5億円。芸能活動が順調になり始めた1996年頃から単純に計算すると、総収入は100億円以上になります。引かれる税金は節税していなければ半分ほどでしょうが、それでもものすごい額が手元に残ります」(ワイドショー関係者)

 まるで夢物語だが、あながちトンデモ話ではない。「4月放送の『ザ!世界仰天ニュース4時間スペシャル』(日本テレビ系)で、7億500万円の豪邸を訪問した笑福亭鶴瓶に“買わないの?”と問われると、“怖いね。自分の手元から7がなくなるの”と発言。つまり、7億円以上は確実に資産があるということ」(スポーツ紙記者)

 さらに10月放送の『なかい君の学スイッチ』(TBS系)では、「(自分の銀行口座の)残高とかビックリするよね」と話し、共演者に貯金残高100億円の真偽を問われると、「最初ははっきりと否定せず、2度目に聞かれてようやく否定した」(前同)というから、資産100億円の現実味が帯びてくるのだ。貯めまくる中居の懐事情を、芸能レポーターの松本佳子氏はこう分析する。「養う妻や子どももおらず、豪邸を建てるでもありません。スーパーで食材を買い1人鍋をするというほど質素な生活の中で、お金を使う機会は、そんなにないのではないでしょうか」

■マツコ・デラックスも「貯まるタイプ」

 CM契約12本、レギュラー番組8本、うちMCは6本と脅威の露出度を誇るマツコ・デラックス(45)も同様に、「貯まるタイプ」(制作会社関係者)だという。「人に姿を見られまいとするので、とにかくプライベートでは外に出たがらない人。数年前は、余ったロケ弁を持って帰ってくれていたこともあったとか。そうでなくとも、マツコさんほどの売れっ子となると、忙しすぎて外食する暇がなく、一日の食事をロケ弁で済ますのは当たり前。お金は貯まり放題では?」(前同) 将来、仲間たちと暮らすための“老人ホーム”を、「100億円で建設するという夢がある」(前出のスポーツ紙記者)と言うが、夢では終わらなそうだ。

■ビートたけし、タモリ、明石家さんまのBIG3は…

 一方、往年のスターたちはそろいもそろって豪快だ。ビートたけし(71)、タモリ(72)、明石家さんま(62)のBIG3は、豪邸をいくつも建てるなど、分かりやすく金持ち然とした資産を保有している。「たけしは推定6億円の奥様用の豪邸をはじめ、世田谷区には自分用の推定4億5000万円の豪邸が、さらに港区に豪邸1軒がある他、会員制ホテルやマンションも。計20億円以上にはなりますね」(前同)

 高級車も多数保有しているが、同時に出費額も豪快。「なべやかんが結婚時、600人を招き老舗高級ホテルで披露宴することをたけしに報告すると、“売れない芸人のくせに生意気だ”と、キャンセルを促され、仕方なく新たに式場を手配したところ、キャンセル料600万円以上に。それをたけしさんは、“口を出したから”と、ポンとキャンセル料を払ってくれたといいます」(芸能記者)

 さんまも千代田区に推定4億円のビルを持っているが、「キャッシュで買った」(前同)というから桁違い。「さらにオーストラリアには別荘があります。一方、1800万円の愛車のベンツ・ゲレンデは、『27時間テレビ』(フジテレビ系)などで2度ほど、たけしにボコボコにされ、売ろうとしたが売れなかった。以来、修理をして乗り続けているという金持ちらしからぬ一面もあります」(前同)

 タモリは、3億5000万円の目黒区豪邸の他、伊豆に別荘を持ち、地元・福岡では駐車場を運用している。「奥様を個人事務所の役員にして役員報酬を出すことで節税対策をするなど、賢く資産を増やしています」(ワイドショー関係者)

 それは前出の2人も同様で、「3人はいくら稼いでいようが、最後の長者番付に名前はないが、それは個人事務所を経営しているから。つまり、節税対策はバッチリ」(前同)というのが、高額資産を保有する条件なのかもしれない。

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