2月9日、“最も寒い冬季五輪”が韓国・平昌で開幕した。日本とは時差がなく観戦しやすいので、お茶の間で“ホット”に日の丸選手を応援しているファンも多いことだろう。そんな五輪をさらに盛り上げ、視聴率を獲得せんと、この2週間はテレビ各局も勝負をかけている。「氷上、雪上の熱き戦いに華を添える、美女キャスターたちの競演も、大きな見どころと言えるでしょう」(芸能評論家の三杉武氏)
■NHKは桑子真帆アナと杉浦友紀アナの2大エースを投入
まず際立つのは、開会式に桑子真帆アナ(30)、中継番組と閉会式には杉浦友紀アナ(34)と、2大エース女子アナを惜しみなく投入してきたNHKの本気度だ。「桑子アナは、昨年の『NHK紅白歌合戦』の司会に続く大役。杉浦アナは、ソチ、リオに続く3度目の五輪現地キャスターですから、なんの不安もありません」(三杉氏)
■加藤綾子を起用したフジテレビ
これに対抗しうるのは、OGのカトパンこと、加藤綾子(32)を現地キャスターに起用しているフジテレビか。「彼女はフィギュアの羽生結弦の取材のためにカナダ・トロントに2度も足を運ぶ力の入れようですから、バラエティとは違う、本気のカトパンが見られそうです」(芸能記者)
■テレビ東京は鷲見玲奈アナと福田典子アナのコンビ
テレビ東京は、男性視聴者からの絶大な支持を得る鷲見玲奈アナ(26)と、『モヤモヤさまぁ~ず2』の3代目アシスタントで人気急上昇の福田典子アナ(26)のコンビが、現地の興奮をリポート。「やはり、『ウイニング競馬』担当時から話題になっていた鷲見アナには注目せざるをえません。取材される男子選手たちが、“馬っ気”を出してしまい、本来の力が出せなくなるのではということだけが心配ですが……」(スポーツ紙記者)
■浅田真央の登場は!?
TBSは、小林由未子、宇内梨沙、上村彩子という、入社3~4年の若手アナ3人を現地に派遣。「2年後の東京五輪を見据えて、3人に競わせ、経験を積ませようということでしょう。この中から、誰が今後、エースアナに名乗りをあげるか。見逃せません」(前同)
また、アナウンサー以外に、NHKは元モーグル日本代表の上村愛子、日テレはトリノ五輪金メダリストの荒川静香、TBSはマラソンの高橋尚子など、各局が起用する元アスリートのキャスターの働きにも注目だが、「各局が本当に狙っているのは、浅田真央の担ぎ出し。フィギュア女子SPを放送する日テレ、同FS担当のNHKは絶対に欲しいはずで、ギリギリまで出演交渉が続いているとか」(番組関係者)
競技顔負けの、美女キャスターたちの熱き金メダル争いにも注目だ。