2月11日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)で、元メジャーリーグ投手で野球解説者の石井一久(44)が、引退後のプロ野球選手について驚きのデータを明かし、MCのダウンタウンの浜田雅功(54)を驚かせた。
番組後半、新しく始まったコーナー“スポーツ奥の奥”で戦力外通告を受けたプロ野球選手たちの裏話が紹介された。まずはVTRで、2018年に100人以上の新人がプロ野球界入りしたが、一方、戦力外通告を受けた選手は110人おり、平均年齢は20代後半だと紹介された。また、プロ野球選手のセカンドキャリアを支援する専門家が登場し、戦力外通告は急に言い渡されるため、次にどういう道があるのか想像できていない厳しい現状がある。ほとんどの選手は、まったく経験のない転身先に放り出されると解説した。
続いて、戦力外通告後の厳しい転身先の生活や、成功例が紹介された後、変わった転身先として、元オリックスの投手で野球解説者の星野伸之(52)が「元阪神の投手の福家(雅明/58)がテレビ制作会社のディレクターをやっていて、現在、阪神戦の中継などを担当している」と紹介、浜田は「すげえ。そんな変わり方するんや」と驚いていた。
そして三宅正治アナウンサー(55)が「(引退後のプロ野球選手は)飲食店をやる方が多いイメージあります」と発言すると、石井が「飲食店ってけっこう多いじゃないですか。みんな、引退してやるんですけど。僕の聞いた感じでは、失敗しているんです。だいたい」と語り、「“8:2”で失敗している」と自説を披露。「どこのデータなんですか!?」と星野らを苦笑させていた。
さらに、石井は「ジャイアンツの元木さんみたいに、あさはかに」と、ラーメン店を開業するも、4年で閉店した元読売ジャイアンツで野球解説者の元木大介(46)の失敗例を挙げ、「どうせ、店に(本人は)いないから。ただユニフォームを飾ってあるだけじゃダメなんですよ」と批判。あまりのぶっちゃけ発言を、浜田に注意されていた。
「石井は現役時代から吉本興業にマネジメント委託をしていて、引退後は通常の契約社員として吉本興業に入社しています。野球解説者として収入を得るのと並行して、一般の吉本の社員としての給料も得るという、手堅いスタイルの元プロ野球選手は、なかなかいませんね。引退後の働き方を語る資格は、十分にあるでしょう」(芸能誌記者)――実はやり手!