次は貴乃花部屋潰し? 相撲協会・八角理事長に批判殺到の画像
次は貴乃花部屋潰し? 相撲協会・八角理事長に批判殺到の画像

「隠蔽体質バレバレ!」 ネット上で批判の声が殺到しているのが、相撲協会理事選の投票方法。「候補者名を書く記名方式なので、筆跡で誰がどの親方に投票したかが丸わかり。貴乃花親方シンパの親方も、一門の意思に背くことができず、造反に期待した貴乃花親方の望みは絶たれました」(ベテラン相撲記者)

 さらに、「貴乃花一門の大嶽親方は、無免許運転事故を起こした同部屋の大砂嵐の処遇を人質に、“貴乃花親方に入れると、どうなるか……”と圧力をかけられたとか」(貴乃花部屋関係者)

■貴乃花親方が取材に応じたテレビ番組で…

 にわかに信じがたい話だが、さらに、理事選を巡る執行部の“印象操作”を疑う声まで上がっている。ターゲットは、貴乃花親方が取材に応じた、1月28日放送の『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)。「相撲協会は、“貴乃花親方の肖像権は協会にあるのに、勝手に放送した”とクレームをつけました。確かに本場所中は、力士や親方の動画出演はNG。放送には協会の許可が必要ですが、突撃した取材班に貴乃花親方が応じただけの報道映像ですよ。そもそも、撮影されたのは場所中ですが、放送されたのは千秋楽の後なので、厳密には場所中の出演ですらありません」(前同)

 だが、これをチャンスとばかりに、協会側は局と極秘交渉したという。「結局、同番組は今後、“貴乃花親方を取り上げない”ということで話がついたようです」(同)

 こうした状況に、貴乃花後援会関係者からは、部屋の将来を危ぶむ声が。「新三役の貴景勝は将来の大関候補、話題の双子関取の弟・貴源治は将来の横綱候補ともいわれています。理事選でのやり口を見ていると、執行部が本場所で、この2人に不利な取り組みをぶつけるんじゃないかと不安に駆られますよ」

■理事長選で“スイーツ親方”の芝田山親方が!?

 気になるのは、3月の理事長選だが、「八角理事長の再選はほぼ確実。他に適任者もおらず、5期10年の長期政権になるのでは」(前出の記者)

 だが、意外な予想もある。「世間の批判に疲れた八角理事長が、禅譲するという噂も。するとナンバー2の尾車親方(元大関・琴風)が有力ですが、現在、健康問題を抱えているため、理事長の激務に耐えられるか……」(スポーツ誌記者)

 また、騒動の解決策に、ある新理事を推す声も。「理事長は例外を除き、代々、元横綱が務めています。理事候補当選者で、八角理事長以外の元横綱となると、初当選の芝田山親方(元横綱・大乃国)しかいません」(別の相撲記者)

 大のスイーツ好きで、“スイーツ親方”としてメディアでも活躍する芝田山親方。「政治には興味がなく、自分のことを“協会内の変わり者”と言うほど。現役時代はガチンコを貫き、“変人横綱”とまで呼ばれているので、貴乃花親方も一目置いています。芝田山親方が理事長になれば、騒動も収束しそうですが」(前同)

 角界は変われるのか――。

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