2月19日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、タレントの武井壮(44)が、平昌五輪での「獣発言」問題について言及した。
この日の放送では、平昌五輪の女子スケートで金メダルを獲得した小平奈緒選手(31)の走りを、TBSの石井大裕アナウンサー(32)が「獣のような走り」と表現したことが、女性に対して失礼と批判されているという話題を報じた。
武井は、小平選手の快挙を大絶賛した後、TBSアナの“獣発言”について「不適切なんかないと思いますよ」「いろんな表現あるじゃないですか」とコメント。そして小平選手が以前からチーターやヒョウのようになりたいと発言していたことを受けてのものだと説明した。
武井は、このような発言に批判が集まる風潮に危機感をおぼえたようで、「言葉狩りになっちゃったら、何にも言えなくなる」「悪いほうに取って叩くのは良くない」「こんな偉業達成した人に、ひどいことを言おうと思って言う人はいないわけだから」と、“獣発言”をしたTBSアナを擁護した。
そんな武井の見解に、共感を持った視聴者は多かったようだ。ネットには「最近の言葉狩りは異常」「確かに解釈が過敏な人が多いよね」「武井さんの言う通りだと思う。何も問題なし!」「アスリートにとっては褒め言葉でもあると思う」「私も同意見。武井さんが代弁してくれた」といった反応が上がっていた。
「同番組で武井壮は、たびたびアスリートの視点からコメントを発しています。今年1月、水泳選手が後輩に暴行を加えたというニュースを取り上げた際には、“全アスリートに言いますよ! 後輩殴るなんて暴行事件だからね! 絶対ダメですよ”と警告。アスリートの暴力が、どれだけ周囲に迷惑をかけ、リスキーなことかを真剣に語っていました」(芸能誌ライター)――“百獣の王”だけに、気持ちはよく分かる?