巨人「松井秀喜監督」の実現度を本人に直撃!

 球春到来――。プロ野球のキャンプもいよいよ後半に入り、シーズンを見据えて各球団が本格的に動き出した。そんな中で大きな注目を集めたのが、巨人軍の宮崎キャンプで2年ぶりに臨時コーチを務めた松井秀喜氏だ。6日にチームに合流、12日に離れるまで、岡本和真、小林誠司、吉川尚輝ら若手に“ゴジラ流”打撃の極意を伝授するなど、精力的な動きがみられた。「特に熱心に指導していたのが岡本で、軸足に重心を残すときの下半身の使い方を教え込んだようです」(スポーツ紙記者)

 最終日には選手を集め、「僕もOBとして、やっぱりジャイアンツに勝ってほしい。僕も勝ったジャイアンツを見て喜びたい」と熱い思いを語り、キャンプを締めくくった。

 また、10日に行われたジャイアンツ対ホークスのOB戦にも出場。引退5年を経ても120キロのボールを投げてみせた工藤公康投手(現・ホークス監督)から、負けじと現役時代を彷彿とさせるホームラン性の大ファールを放ち、いまだ衰えぬ力を見せつけた。「王貞治、長嶋茂雄、野村克也といったレジェンドがそろい踏みする豪華な顔ぶれの中で、最も声援を集めていたのが松井です。巨人軍関係者は、改めてその人気のすさまじさを肌で感じるとともに、是が非でも松井を“ポスト由伸”の巨人軍監督に据えたいという意思を新たにしたようです」(スポーツ紙デスク)

 松井氏は現在、ヤンキースGM付特別アドバイザーという立場で、米国での生活を送っている。一時は「ヤンキースのジラルディ監督の後釜を狙っているのではないか」との臆測が流れたこともあるが、このたび新監督アーロン・ブーン氏が就任したことで、その目はしばらくはナシと相成った。「ならば日本で」と、巨人軍が鼻息を荒くするのも当然だろう。

■ミスター・長嶋茂雄終身名誉監督も熱望

 そんな松井氏を、V9戦士の一人として知られる巨人軍OBの黒江透修氏がキャンプ地・宮崎でキャッチ。直撃取材を試みたという。「由伸がダメだったら、次の監督はお前がやればいいじゃないか。ヤンキースの監督だって新しくなって、お前はなれないんだろ」

 ズバッとそう言ったところ、松井氏は、「よく知ってますね~」と言いながらも、質問の核心には触れず、ニヤニヤ笑っていたそうだ。「その後、ミスターの昔話になって、現役時代の話をしたら“いい話を聞かせてもらいました”って喜んでたよ」(黒江氏)

 そう、誰よりも松井監督の誕生を心から願っているのは、松井氏の恩師でもあるミスター・長嶋茂雄終身名誉監督にほかならない。「実は、長嶋さんはことあるごとに“そろそろ監督をやらないか”と松井さんに働きかけているんです。もちろん、球団の意を受けての打診なんですが、なかなか腰が重いようで……。やる気がゼロというわけでもなさそうなんですが、低迷するチーム事情のせいなのか、正直、迷っている様子なんですよね」(前出のスポーツ紙デスク)

「いつか、やる気はある」とするならば、盟友・高橋由伸監督の手前、今、そんなことは口にはできないということなのかもしれない。はたして、ニヤニヤ笑いの奥の本心はいかに?

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