■同期コンビも注目の的

 スポーツアナなら『おはよう日本』の上原光紀アナ(26)、名古屋放送局勤務ながら、現在は『平昌五輪デイリーハイライト』を担当している澤田彩香アナ(27)の13年入局の同期コンビも注目株だ。「上原アナは大柄な派手顔美人で、慶応大時代はフィールドホッケー部に所属していた体育会系です。澤田アナは東大工学部航空宇宙工学科卒のリケジョで、11年3月の東日本大震災をきっかけに報道志望になったそうです。いかにも理科系らしいクールなまなざしが印象的ですね」(スポーツ紙記者)

 上原アナと澤田アナは16年のリオデジャネイロ五輪で現地キャスターを務めたことでも知られるが、「リオのスタジオで2人がその日の感想をしゃべっている姿は、今時の女の子がカフェで雑談しているようで実に面白かった。その気負いのなさが、これまでいなかった新世代の女子アナの登場を感じさせるんですよ」(下関氏)

 04年入局の同期コンビで、『NHKニュース7』の平日キャスターの鈴木奈穗子アナ(36)と、土・日・祝日キャスターの井上あさひアナ(36)もNHKの看板娘的な存在になった。12年に学生時代から交際していたTBS記者と結婚した鈴木アナに対し、井上アナはこれまでスキャンダル皆無のシングルだ。「ああ見えて鈴木アナは酒豪とか。高校時代はアムラーだったというし、意外にサバけたタイプのようです」(織田氏)

 井上アナはクールなカメラ目線が持ち味だが、「たまにニコッと笑った顔が、お茶目でかわいいんですよね」(下関氏)

 15年春から1年間、京都放送局に異動。全国の男性ファンを“あさひロス”に陥らせたのも今は昔の物語である。

■タモリ、鶴瓶、所ジョージが一目置く人物

 14年春から『おはよう日本』土・日キャスター、翌年から平日キャスターを務める“わくまゆ”こと、和久田麻由子アナ(29)もNHKを代表する美女アナだ。東大経済学部卒の才媛ながら、「髪型をちょくちょく変えるし、ケラケラ笑うし、意外にノリがいい人みたいですね」(前出の平林氏)

 NHKらしいといえば、産休から復帰した久保田祐佳アナ(35)もいる。『ブラタモリ』の初代アシスタントだった彼女とタモリの名コンビぶりは今も語り草だ。昨年暮れからは、そのタモリと『NHKスペシャル・シリーズ人体』で久々に共演し、息の合ったところを見せている彼女。「彼女には独特のユル~い間があるんです。タモリ、鶴瓶、所ジョージが一目置く久保田アナの実力は本物です」(織田氏)

 かように、ツワモノぞろいのNHK美女アナ軍団だが、前出の小沢遼子さんは、「最近のNHKは女子アナ人気の陰に隠れて受信料を強気に取り立てる一方、国会中継の枠は減らすし、きわどい政治の話は報じない。政権に忖度しているとしか思えない報道姿勢は情けない限り。視聴者はもっと怒らなくちゃダメですよ」と警告する。女子アナの色香で惑わされぬよう、気をつけるべし!

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