リバーズ・エッジ、二階堂ふみの“トランジスター”な美に口コミ広がるの画像
リバーズ・エッジ、二階堂ふみの“トランジスター”な美に口コミ広がるの画像

 映画『リバーズ・エッジ』が現地時間23日に行われた第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞した。世界的な評価を受ける中、主人公の女子高校生、若草ハルナを演じる二階堂ふみ(23)の好演が話題になっている。

 同作の原作は、90年代にファッション誌『CUTiE』(宝島社)で連載された岡崎京子氏による人気漫画で、メガホンをとったのは『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』などの行定勲監督。作品の舞台となるのは河川敷近くにある高校と団地で、空虚な毎日を過ごすハルナたちの日常が、河原に置かれた死体を見つけたのをきっかけに交差していく。

「映画は4:3のアナログテレビのようなスタンダードサイズで撮られていて、90年代に対しての監督のこだわりを感じます。岡崎京子の原作の雰囲気ママ、といって良いでしょう。しかし、それよりも何よりも、やはり注目したいのが二階堂。存在感のある、その胸の頂までを見事に見せているんですね。二階堂ふみほどのメジャーな女優であれば、当然脱がないという主張も通ったはずですが、2度、脱がなくてもいいようなシーンでさらりと見せてくれました」(映画コラムニスト・中井仲蔵)

 二階堂の体当たり演技については、映画公開後、SNSでも口コミ的に感想が広がっており、AKB48の峯岸みなみ(25)も映画を鑑賞したことを18日にツイッターで報告。「二階堂ふみさんのあまりの身体の美しさに自分を恥じ、ようやくジムを再開する意思が固まりましたことを報告します。」と感動を伝えている。

「昔からトランジスターグラマーというのをよく聞きましたが、これのことかと感動しましたね。胸に関しては公開前にもさんざん宣伝されていましたが、意外にも素晴らしかったのがそのヒップ。美しいヒップは女性の憧れでもありますから、劇場から出た女性客の中にもその点を褒める人は少なくありませんでしたね。おしむらくは、あまりに唐突に、彼女の完璧な体がスクリーンにあらわれたせいで意識がそちらにそがれてしまったこと。前後の流れが途絶えてしまったので、もう一度劇場に足を運ぼうかと思っています」(中井氏)

 映画は2月16日に公開後、3日で動員1万6000人超。ゆるやかな出だしとなっているが、二階堂の熱演が話題を呼び、興行収入も上向きになっているようだ。

「ラブシーンはありますが、あくまでも空虚で冷めたもので心の繋がり的にいえばゼロ。デート映画としてのおすすめ度合いでいえば星1つといったところ。しかし、もちろんムラムラ度は高い。ひとりでひっそりと堪能するのがおすすめです」(同)

 二階堂は18日に都内で行われた舞台あいさつで、16歳のときに原作に出会って以来、映像化を夢見てきたとコメント。憧れの作品へ気合いを込めて出演した二階堂の、圧巻の女優魂を刮目する必要がありそうだ。

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