大安や仏滅などの「六曜」と仏教は無関係!? その由来と現在を探る

 大安は縁起がいい日で、仏滅は悪い日という漠然とした言葉のイメージはあるものの、六曜についてよく知る人は少ない。六曜はどこから来て、どのように日本人になじんでいるのか。その成り立ちや解釈を以下に説明してみたい。

■「六曜」は数ある暦のひとつ

 六曜とは、暦に記載される「暦注(れきちゅう)」の一つ。「ろくよう」、または「りくよう」と読む。1か月を30日間とし、5等分した6日間をワンサークルと考える。星の位置を目安にした「先勝 友引 先負 仏滅 大安 赤口」の6つの曜日が循環することから、六曜という。六輝(ろっき)や宿曜(すくよう)と呼ばれることもあるが、これらは近代になって追加された呼称。

●暦注って何のこと?

 日時や方位の吉凶や、その日の運勢を指す占い結果のようなもので、十二直(じゅうにちょく)、二十八宿(にじゅうはっしゅく)などさまざまなものがある。メジャーなものだと、十干十二支(じっかんじゅうにし)や二十四節気(にじゅうしせっき)だろう。干支で何まわり年上かといった会話はよくあるし、春分や夏至に関わる行事は多く存在する。現在、我々が「曜日」として使っている「月 火 水 木 金 土 日」は「七曜」という暦注だ。

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