「ミッドナイト競輪」とは文字通り、夜更けに行われる競輪である。その特徴はまず、７車立てなので当てやすいこと。私が競輪をやり始めたのも、知人から「ミッドナイト競輪は予想しやすいよ」と言われてからだった。
また、仕事が終わってから落ち着いて車券予想できることも人気の要因だろう。ミッドナイト競輪は通常、第１レースが２１時７分発走、最終第７レースが２３時１９分発走となっている。寝る前のお楽しみとして、もってこいなのだ。
■強靭な太ももから繰り出される激走と高配当！
そして、７車立てなのに高配当が期待できるのも大きな魅力。たとえば、昨夜（２月２８日）の佐世保ミッドナイト第７レース初日特選、私はこの７人のメンバーで競走得点（選手の強さを数値化したもの）トップの日野博幸選手（愛媛）を狙い撃ち。すると、日野選手が圧勝し、野中祐志選手（埼玉）と渡邊秀明選手（神奈川）コンビのラインが２着・３着に突っ込んできた！ ３連単７８.９倍。正直、それほど悩まずに、なかなかの配当を手にした印象だ。
さらには、万車券をゲットすることも可能。２月１８日の小倉ミッドナイト第６レース、高山雄丞選手（愛媛）-越智展孝選手（愛媛）-西山圭二選手（徳島）のラインが先行し、そこへ内山拓選手（福岡）がマクる。内山選手１着、越智選手２着、高山選手３着で３連単２６４.８倍。これはうれしい！ ２万車券を的中させ、気持ち良く眠りに就くことができたのである。
強靭な太ももから繰り出される激走と高配当に胸が高鳴るミッドナイト競輪は、ほぼ毎日開催。現在、名古屋競輪場でＧ３レース（３月１日～４日）が行われており、もちろんこちらも楽しみだが、深夜の熱闘にも注目していきたい。
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